ピッタリ5時に病院へ到着~!!
先生からwan ドックの結果を説明して頂きました。
まず病院でのannの様子は・・・いろんなことに興味を示したようですがやはり先生と見慣れない検査機械にすっかり怯えてしまい聴診器で心音を聞こうとする先生に対してブルブル震え、レントゲン撮影で仰向けの体勢にしようものならこれまた「イヤダーイヤダー!!私は絶対仰向けになんかなりたくないーー!!なるもんかーー!!」と体をグルングルンくねらせて激しく抵抗し先生を困らせたらしいです(笑)。←先生がこのようにおっしゃってましたので(笑)
確かに!!annがそんなふうな態度に出るのは飼い主のaki達にはかなり想像できるので笑っちゃいました!
でも最後のほうには先生にも少しだけ慣れて検査が終わり少し自由にしてもらえたときに、座っている先生の膝にちょこんと前足をのせて「何やってんの~?!」と覗いたりしていろんな物に興味を示したそうです。先生は「今日はannちゃんとちょっとだけ仲良くなれました~」とおっしゃっていました(笑)。
そして肝心な結果ですが・・・。
結果から言います!
実は予想外にも疾患の疑いが2つも発見されてしまいました(>_<)
今回の検査は血液検査、便検査、尿検査、レントゲン、心電図の5つです。
血液検査では全て異常なし。肝機能、腎機能においても心配される所見はありませんでした。
去年の4月に除草剤を食べて中毒症状になったときはこの肝機能の値がかなり高くなりましたが今日はちゃんと正常値になっていてホット一安心。
便検査も寄生虫や血便などの異常はなく問題なしです。
そして尿検査。annは今回は自然排尿で検査できました。もし検査中におしっこをしない場合はカテーテルで採尿するとのことでしたが今日のannはちゃんと自分でおしっこをしたようです。ヨカッタ~。
そしてこの尿検査が一つチェック。annの尿はM・シュナウザーに多い腎臓結石の心配は大丈夫!!しかし尿酸度がアルカリ性を示したのです。普通、健康なワンコのおしっこは酸性らしいのです。
尿がアルカリ性を示す場合は膀胱にバクテリアなどの細菌が入り込んで膀胱炎を起こしている疑いがあるようです。
先生がおっしゃるには今日一回のおしっこの検査で細菌性膀胱炎と判断するのは難しいとのこと。ストレスや環境の変化でも時々アルカリ性を示す場合もあるし、annの場合は膀胱炎に見られる頻尿などの症状が見られないこともあってすぐに薬を出すのもどんなものなのか・・・ということでした。
でも先生も膀胱炎を見逃すわけにはいかないのでannは明日から4日間おしっこ検査をすることになりました。リトマス試験紙みたいなもので一日2回annのおしっこの酸度を測定します。それでもアルカリ性を示すようならば細菌性膀胱炎(腎臓の検査は異常ないのであくまでも膀胱だけの炎症)に間違えないので薬で治療をすることになります。明日からおしっこ検査頑張ります!!
そしてレントゲン。骨格はこちらも異常なし!でも肝心な心臓・・・こちらにチェックが入りました。
レントゲンで見るannの心臓は明らかに形が異常でした。先生に詳しく医学書などで説明して頂きましたがaki達もわかるようなくらい心臓の左心室に対して右心室が肥大しています。
これが先天性のものなのか後天性の異常なのかはannがbabyのときの撮影したレントゲンがない今は判断がつきません。
annは右心房狭窄症(←確かこんな病名だったような・・・)の疑いが出てきました。
これもシュナウザーに多く見られる病気です。
でもこれも先生がおっしゃるには今日の検査でannの心音を5分以上聞いても、心電図を見てもこの狭窄症にみられる雑音や波形に異常はなかったようです。先生は他の先生よりも心音に関して言えば非常に繊細な耳を持っておられる方のようで、その先生が心音は異常なしというのだから少し安心。
annちゃんは少し疲れやすいといったことはないですか?と聞かれましたがaki達も特にそう感じることもなく、しいて言えば他のワンチャンより遊んでる途中によくフセをするかな~といった程度。
この病気は心臓に負荷がかかるので非常に疲れやすくなるようです。ひどくなれば腹水がたまったりと深刻になります。
結果的には怪しい項目結果が二つ。しかも一つは心臓ときた!!やっぱりショックです。
annの場合は2つの疾患の疑いはいずれも今日明日と命の心配をするようなものではなく、もし膀胱炎だったとしても薬で治療可能で、心臓に関しては飼い主さんがどうしても心配で白黒ハッキリつけたい場合は大学病院での精密検査を受けることになるようです。その場合の治療は薬ではなく手術になるそうですが・・・。
先生と相談した結果、annは少し様子をみることにしました。三ヵ月後再度心臓の検査をします。そして心臓の肥大がすすんでいたり、心音、心電図に異常が出た場合は今度はちゃんと大学病院で精密検査をしようと思います。
「akiは三ヶ月?!そりゃまたすぐだね~半年や一年後じゃダメですか~?annはこんなに元気だもん。大丈夫だよ・・・きっと・・・。(←akiの願いも込めて(笑))」と思った直後、先生は「なんで三ヶ月と言えば・・・犬は人間の4倍の速さで歳をとります。例えば一年後だとしたら犬年齢にしてみたら4年後になってしまいます。これではもし病気だったとしたら助かるものも手遅れになることだってありますから。」と・・・aki納得!!そうだった犬は人間に比べて歳をとるのが早いのだ・・・・!!annが手遅れになっちゃ困るよ!!!
また三ヶ月後にちゃんと検査しようね。
っというかおしっこチェックもあった。。。あ~ん!しばらくは心配な日々を送ることになりそうなann家です。
wanドックを今回初めて受けてこのような結果になりましたがやっぱり受けてよかったです。
健康であれば何よりですが今回のように疾患の疑いが事前に発見できたことで早めの対処ができますし、annと生活していく上でこれからはからだの異常信号に気づきやすくなると思います。(例えばannは心臓疾患の疑いがあるので日ごろから疲れやすくなってないか、元気がなくなってないかを注意してみてあげられます。)
人間なら痛いとか異常を感じて病院に行くことは出来ますがワンコはそれができないんですよね。。。
だからaki達がannをこれからもずっと守っていくんだーとあらためて感じた一日でした。
きっとannは大丈夫ですよ~!!飼い主の直感~なんてね(笑)
でも本当大丈夫じゃないと困るよ~とっても元気なann子さん(>_<)
↑検査でヘトヘトです~。今日はおやすみなさい。