皆さんは「マインドフルネス」って聞いたこと、ありますか?
言葉として段々と市民権を得てきているように思いますが、どうでしょう?
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「時間」ってあるようだけれど、実はいつも「今」しかないって、なんとなくわかりますでしょうか?
私たちが生きている世界って、「今、3年前を生きている人」や「今、10年後を生きている人」は誰もいなくて、「今、今を生きている人」だけしかいませんよね?
なのに、私たちの頭の中は「過去の後悔」や「未来の不安」に囚われてしまって、「今、ここを生きる」ことができなくて、自分でストレスを作り上げてしまっています。
そこで、頭の中を「今、どこ?」状態から「今、ここ」状態に戻して、ストレスから解放されていきましょう! というのがマインドフルネスです。
(マインドフルネスについては色んな表現がされていると思うので、「今現在の私の解釈としてはこうです」、ということだと思ってください)
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マインドフルネスは、アメリカの超大手企業のGoogleやAppleなどでも取り入れられていて、効果が出ていると言われていますが、ちょっとした時間でできますし、何よりお金もかかりません!
ストレス解消や、仕事のパフォーマンスを上げるのにも良いんじゃないかなーと私は思っていたのですが。
先日受けた講習会でメンタルヘルスの講義があって、講師の大野裕先生が「マインドフルネスは、興味のある人には効果があるけれど、興味の無い人には効果が無い」と仰っていて、「そうなんだーーー!!!」と驚きました。
当たり前と言えば当たり前なのだろうけれど、そうか。誰にでも効果があるわけでは無いのかー。
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ふと思い出したのが。
「老人施設で認知症が進んで感情が乏しくなった人に赤ちゃんのお人形さんを渡してみると、抱っこしたりお世話をしたり、明るくなって表情も豊かになる。 一方、元々赤ちゃんに興味が無い人は、お人形を渡してもまったく関心を示さなかった」というお話。
やっぱり、心の状態を良くすることって、みーんなに共通することを探すのって難しくて、その人それぞれに合ったものを提案していかなくちゃいけないんだな-。って思いました。
きっと「今、ここ」にいる時間を増やすことは、万人にとってストレスを減らす近道なのだと思うのだけれど、それがある人にとってはマインドフルネスで、違う人にとっては塗り絵だったり、また違う人にとってはカラオケだったりで。
その人に合ったものでないと、意味が無くなっちゃうんだろうなぁと思いました。
なので、ストレスを軽減させたかったら、「まず、その人が自分をよく知る」ことが大切なのだと思ったのでした。