6月もそろそろ終わり。
木々の緑が綺麗な季節になりましたね。
私は今年、素晴らしい満開の桜を堪能することができましたが、今ではすっかり葉桜。
この先 季節が巡れば、今 緑色の桜の葉っぱも、やがて黄色や赤に美しく色付いていく。
そして落ち葉になり、桜の木は丸坊主。
冬が到来して、今か今かと桜の開花が待ち遠しくなり。
ずっと待ちわびていたところで、蕾がほころび始める。
そして見事な満開と桜吹雪…
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今年は桜の花がとっても綺麗だったからといって、「またすぐ見たいの。今すぐまた咲いて!」と桜の木に懇願しても無理な話。
収穫したての美味しいサクランボに向かって、「ねーえー。サクランボも美味しくていいけど、今はお花が見たいの。お花に戻ってぇ」とおねだりしてみても、やっぱり無理な話。
桜の木には桜の木のリズムがあって、その木その枝にとって最善のタイミングで花を咲かせる。
花が咲いていない時期も、花が咲くべく、着々と下準備が行われている。
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人間だって同じだと思う。
何かの望みがあって今すぐ叶えたいと思っても、物事にはそれに適した時期がある。
昨日擦りむいた腕の傷が、今日には跡形も無く奇麗に治ってる、な〜んて無理な話。
でも、ちゃんと体は治そうとしてくれている。
ちゃんと治るタイミングがある。
何事も焦らず、信頼して待っていれば、いずれ時は満ちるのだろう。