「お医者さんって、人の命を預かる大変なお仕事ですよね」
こんな感じのことを言われたことが、私は何度もあります。
でもですね。
私は思うのですよ。
医者とか医療関係者じゃなくても、人の命を預かる大変なお仕事をしている人たちって、たくさん、たーくさん、いらっしゃるのだと。
町工場で作られたネジを使ってできた検査機器や治療の機械が医療現場で使われたら、その工場の人たちは命を預かっていますよね。
お掃除をしてくださる人たちがいるからお手洗いとかがキレイになって、公衆衛生上、色んな病気が発生しないで済んでいます。
ごみ収集にまつわるお仕事をしている人だって、そう。
命を預かってる。
バスとか電車とか飛行機とか、乗り物を安全に運転をしている人たちも、人の命を預かってますよね。
もちろん、車掌さんや乗務員さんも整備士さんなどなども、そう。
食にまつわる人…。
食べるものを生産している人も、料理を作ってくださる人も、食の安全を考えると、命を預かっています。
電気や水道、ガスがないと命に関わるから、ライフラインに関わっている人たちも命を預かっているし。
住宅の快適さや安全性に関わる人たちも命を預かってます。
文房具やらパソコンやらも無ければ、日常診療もできないから、備品を扱っている人も、それを運んだりしている人も、間接的だったとしても実は命を預かっている。
レジャー関係のお仕事をしている人たちも、人が喜ぶことを提供してその人のメンタルが落ちないよう、心が壊れないお手伝いをしているとも言えて、人の命を預かってる。
もう考えだしたらきりがない程、皆さん、命を預かってるわけですよね。
命に関わらないお仕事を探すほうが難しいのかも?
なんとありがたいことなんでしょう。
みんな尊い。
みんなありがとーーーー