みなさん、こんにちはアンです
私のお仕事ライフ、見に来ていただいて(人''▽`)ありがとうございます
本日は、県庁所在地のJRそばのデッカイオフィスビルで設計補助兼CADオペレーターだった時のお話です
20代の時はさ、
とにかく給料も良くてオフィスも小奇麗な場所で
キラキラ働きたい
そんな感じだったからね
選ぶ会社もキラキラ感満載の所とかになっちゃってたんだけどね
今考えると、、、
もっと、違った感覚で落ち着いて選んでも良かったなとも思うんだよね
せっかく積み重ねたCAD(コンピューターで設計図つくるスキル)も、まぁ~活かしたいって思いもあったから自然な流れもあったんだけどね
でも、すっごい魔人がいてね~
マジ、怖かったわ~
CADの最新のソフトウエアを学んで意気揚々と入社したんだけどね
●●課長
ほんと、悪魔のようだった
後にも先にも、トイレで号泣して顔が腫れて自分の席に戻れなくなったのはあの時のみだったんだよねぇ
もう、酷いのなんの!!
最新のCADシステムを導入したばかりという事で、既に活用できる私に頑張ってくださいな感じだったんだけどね
頑張りますっ
ある日、課長の席に呼ばれてね
システムの流れを話してみて・・と言われてね
はいわかりましたぁ~とね
で、けっこう複雑なシステムだったから、ダラダラして話したら長くなるので、それなりに簡潔に理論的に男性がイライラしないように気を使って話したんだよね
そしたらね
「もう、一回」と、
あ、はいわかりました
「もう、一回」
「もう、一回」
「もう、一回」
え?え?
なに?何が起こっているんだ
「もう、一回」
「もう、一回」
ひぃ~
「もう、一回」
その時は、23歳位の小娘だったから、
もう、怖いやら、腹立たしいやら、悔しいやら
ワンルームに50人以上いるフロアだったんだけど、
なんか、みんなメッチャ見てるんだよね
9時に出社して、間もなく課長に呼ばれて、、
昼まで、、もう一回オバケか!
何が起こっているんだ
かなり、精神的に参って、トイレで号泣
か弱い女子になにしてくれてんねん
今ならわかる!!、
二十歳そこそこの女子にする所業じゃないから
で、お昼休みの間、同僚のお友達とビルを出てお外でランチして、何とか気もおさまってね
とりあえず、まだ入ったばかりだったし、
きっと、何度も聞いて覚えたかっただけかもだし
と、寛容な私は(前向きアホ子ざんす)
午後からも仕事をすることを決意
で、また?
「●●さん、ちょっと、さっきの続き・・」
( ;∀;)やだ、怖いし!
うー
あの人、何考えてんの
マジ、怖すぎでしょう
って、一瞬、固まっていたんだけど
そうしたら~
ばたっ
隣の席の●●君
色白で細面で繊細そうな若い男性職員の人
はい!
椅子から崩れ落ちて、倒れました
私ではなく、隣の男性が恐怖のあまり、
倒れちゃいました
て、私って、もしかして、か弱くないのか
●●君が救急車で運ばれて、
私は、災難を免れてしまいました
って、それもどうよ
病名は、肺気胸という病気でした
突発的な強度なストレスにさらされて、
こうなったそうです
うっ!すまねぇ~
で、同じフロアの別の課長から、
「あの課長、ちょっと癖が強いから、こっちの部署に移んないかい?」とお誘いを受けることになりました
有難かったんだけどね、技術手当てがないとね
、
生活費がね、足りなかったからね
なんでも、後で判ったんだけど、
社長の肝いりの課長で、かなりの悪だったんだけど、
周りは泣き寝入りするしかないって感じの人だったんだって
でもねぇ~~
これは、あんまり言いたくないんだけど
その数年後、胃癌が見つかってね
亡くなったらしいんだよね
酷い目にあったけど、
天誅!!とか、やっぱり思ったけど、
なんかね、どっちにしろ、あんまり良い気はしないわよね
私はというと、自分のせいで、人が倒れたって
かなりビックリしてね(若かったし!)
けっこう暫く粘ったんだけどね
何にも知識のない女子社員に、課長の一存で仕事を持ってかれてね
なんか必要とされてないって悲しくなってね
綺麗なオフィスビルでも、一皮むけば、悪代官のいる怖いところでした
って、お話でした
ご清聴、感謝です