3月11日 14時46分
マグニチュード9.0
東日本巨大地震
こんな歴史に残るであろう地震を
まさか自分が体験するとは思わなかった。
とは言っても関東は東北に比べたらまだまだ良い方なんだろうけど
人生で始めて死を覚悟した瞬間でした。
以下、忘れたくない出来事だったので。長いです。
昼休憩を終えて、もうすぐ午後の15分休憩。
まだかなー、眠たいなー、なんて呑気に仕事中ぼんやり考えていた時。
なーんか、グラグラしてて
斜め向かいの席の人と「地震??」と会話した瞬間
どんどん揺れが強くなって
これはただ事ではない!と思って机の下にもぐってヘルメットを装着。
ちょっと前にニュージーランドで地震があって
ヘルメットが配布されたばかりだったのが机の下に置いてあったのでとっさにかぶった。
社名が入ってて皆で笑ってたのに、ないとあるとじゃ全然違う。
私が居たのは、埋立地の高層ビルの23階。海の近く。
机に必死にしがみついても、振り離されるくらい揺れて
PCとか机の上にあったものが全部床に散乱してるのを見ながら
次の瞬間にビルが崩れて死ぬ!!!と覚悟しました。
いつもちっちゃい事で死ぬとか言ってたくせにね。
パニックで何かギャーギャー叫んでたと思う。
あー朝、普通に家出てきたけど誰かに挨拶してから出てきたっけ?とか
友達に最後に会ったのこの前が最後だったんだ。とか
そんな事を考えてた。
いったん揺れがおさまった時に、誰かが「逃げてー」と叫んでたので
23階から階段で1階のロビーへ非難。
揺れが強すぎて、気持ちが悪くなった人が出て嘔吐したりしてる人とかが出ていた。
ロビーはてんやわんやしてて、地面に座りこんでたら
いきなりゴゴゴゴ・・・メキメキメキ・・・とビルがとんでもない音をさせながら
また強い地震が!!!
今度はつかまるとこもないし、近くにいた人にしがみついてた。
おさまってからまた階段で23階に戻ることになり
正直あんな高層階に戻って大丈夫なのか?悩んだけど
取り残されるのも怖いしで23階まで登ることに。
23階でエレベーターなしって、
火事場の馬鹿力でよく登ったもんだ。。。
海が近いから津波が来てないか何度も確認したし。
生きてたけど大変な事になったなと思いながら定時まで会社で過ごしてたら
今度は突然、窓から何かが爆発する瞬間が見えてまた大騒ぎに!
市原の石油工場が爆発した瞬間でした。
高層だから窓からよく見えるんだけど
大地震の直後に見ちゃったから恐怖が倍増。
2、3回爆発して、きのこ雲みたいなのが見えた。
近くの海では船が燃えてた。
定時後も電車がなく、家族とも連絡取れず、
「誰かが食料なくなるかもよ!」って言うから買いに行ったら
やっぱり何も残ってなかった。人が多いビルだから当たり前か。
埋立地ってのが気になってここにいるのは怖いな、と思ったけど
歩いて帰って途中で余震が来ても怖いし、
家族は都内で仕事中で連絡も取れないしで
どう判断して行動したらいいのか分からなくて
どんどん周りの人が家族の迎えが来て帰って行く中
ご飯も食べれず、余震で眠れず、怯えながら一晩会社の23階に。
都内まで6時間くらいかけて歩いて帰った人もいました。
夜、食べ物を探しに駅まで行った人が
駅前が液状化で泥だらけで柱みたいのが地面を突き破って出ていた!と言っていたから
そんなの聞いたら外に出て地震が来て一気に海に沈むかもとか考えたり。
あと、変な人が来たな。。。
近くに住んでて帰ったのに、「心細いから女の子を連れて帰る」って
独身男性が3時間もかけて戻ってきた。
キモいから無視してたけど、なにされるか分からんと思って怖くてもビルに残る事に。
周りが渋滞が酷くて全然車も進まないのによく戻ってきたもんだ。
あの一晩だけでも色んな事が起こり、人間模様が見え
家族と連絡取れたのも朝になってからで
朝にはここにいるのも精神的に限界だと思って
誰でもいいから迎えを頼もうと探して迎えに来てもらいました。
そんなこんなで私は日が昇ってから会社を脱出。
一晩中、都内の状況も家の方の状況もよく分からないし
現地のニュースもリアルタイムでとんでもない映像が流れてたりで
生きた心地がせずげっそりして帰宅したあ、同じくらいに家族が帰ってきました。
あと、犬がずっと家で一人でいたから心配だったけど
トイレを1日半我慢してたくらいで元気だった。
余震が来るたびに自分からテーブルの下に隠れるか
玄関に逃げるかするようになってたけど
多分一晩一人でそうやって過ごしてたんだろうな。
深夜に私が家族とも誰にも連絡が取れなくて
ビルに取り残されてたのを知って友達が電話してくれたり
朝迎えに来てくれて家まで送ってくれたり
近所の人が犬が一人でいると知って家の前に何度も来て声をかけてくれていたり
一人では無力な私は色んな人に助けられたな、と思いました。
地方に住む友達からも、都内に住む友達からも沢山連絡をもらって心強かったなぁ。
家族も親戚もいなくて誰にも頼れなかったから尚更。
東北に住む祖父母も停電くらいで無事だったし。
その後も会社行っても大きな余震がきたりするもんだから
ビクビクしながら生活し、夜中も余震で起きたり
地震酔いが治らなかったりするけど
たいした被害もなく無事だったので生きているだけで有難い。
自分は生かされてるんだな、と思えます。
自然は本当に偉大。
現地の人に比べたら停電なんてたいした問題じゃないし
毎日家でご飯も食べれるしね。
停電とは関係なく、うちのエアコンは全部屋地震の影響でぶっ壊れたけど
そんなの全然気になんない。
そういえば、駅前の液状化
どんななってるんだろーと思って出社したら
沈んでいるところと、盛り上がっているところがあって
デコボコに地面が割れて
駅前の飲食店が入っているビルの根元がもげてました。
なんだあれは。めっちゃ怖い。
あと、他の理由で辞めようとずっと言いつつも
だらだらと続けていた仕事も
これを機にきっちり辞めようと決心がついた。(しばらくは会社行くけど)
色んな意味で色んな事を考えさせられて
人生のデトックスにもなっているようです。
一気に体重が2キロ落ちてリバウンドもしてないし。
元気なうちにしっかり仕事して
沢山楽しんで
悔いが残らない人生にしていきたいな。
この経験は絶対に忘れたくないし
自分の未来の子供とかに伝えていかなければと思った日でした。
私は超元気だし
元気に会社にも行けて
ご飯も沢山食べて沢山遊んで
ちっちゃい事に悩んで
これってすごい幸せなことだなー。