こんにちは。
白くて四角い、石けんみたいな小さなお家を建設中の大野です。
家を建てる夢。
40も過ぎていますので、それなりに目も肥えていてあーしたい、こーしたいはたくさんある。
そりゃ、広くてこだわりまくった家を建てたい。
しかし予算にも限りがある。
たくさんの夢物語を語っていた頃から、段々現実を知り、淘汰していく。
それなのに妥協したと思ってしまう感は無くて。
そこが不思議であり、有難くもあり、この工務店さんにしてよかったと心から思っています。
家を建てた方に聞くとほとんどの方が
「打ち合わせが大変だった」
「苦痛なのは打ち合わせ」
と答えられます。
おしぼりも付いていて、ホッとするグッズ3点セット♪
同時期にお家作りを同じ工務店でお願いしている仲間の美穂さんも、打ち合わせが大変でデザイナーさんに丸投げだったそう。
デザイナーさんも同じと言う偶然。
飄々としていて、ぱっと見は不思議なオーラが。
センスが良くて、住む人のことを凄く考えてくれるとても素敵なデザイナーさんです。
なので丸投げも大正解だったと思います。
私はただ何にでも絡みたかっただけ(笑)
打ち合わせのほとんどを私がしました。
主人が多忙で打ち合わせの日程になかなか合わなかったのもあるけれど、結局私の方が家作りが好きだったし、主人も私の方が長く家に居るから好きに決めていいよと一任してくれていました。
ここが最大級にありがたかった。
好きにさせてもらっちゃいました。
打ち合わせは何回も何回もありました。
その度に、今日は間取りを考えてみましょう、とか
今日は壁紙を見ましょう、みたいにテーマづけをしてもらっていたので、予習や復習を楽しんでしました。
例えば、前回、間取りはこんな感じに決まったけれど、次の打ち合わせまでに色々考えたり調べたりしてやっぱりこうしたいとメールや次回打ち合わせで話したり、壁紙もやっぱりまた変えたい〜〜などなど。
間取りについてはまた別記事にて詳しく。
やはり間取りが一番変更も苦労も多かったです。
玄関ドアを決めるとなれば、カタログやインターネットでの画像はもちろん要チェック、車であちこちうろつく時にもよそのお宅の玄関ドアをチェックしまくり。
サッシの色合い、外壁ももちろん。
と言った具合でした。
それを先に出た仲間の美穂さんとお茶をしながら話した時、あまりにも2人の温度差があり過ぎてお互い苦笑してしまったほど。
記憶力のすごく悪い私だけど、この打ち合わせの思い出は新しく住む家と必ずリンクするのは以前建て増しした時に学んでいました。
新色でカッコいいからと担当さんにすすめらた黒いサッシ。
そんなにオススメならばとそれに決めた私。
でも元々黒はちょっと似合わない感じがしてた。でも変えたいって言えなかった。
その後、その担当さんにはお客さんにと言う以前に人に言ったらダメでしょというような凄く酷いことを言われて顔も見たくない。
きっと社内で上司と我が家の事を言ってたであろう文句をそのまま言われました。
え?と思って聞き直しました。
もう一度言ってくれました。。
なーんて出来事を記憶力の悪い私がずっとずっと思ってる。
今でもサッシの黒を見るたびに思い出しちゃうんです。
せめて私の好きな色に変更していたらここまで忘れられない出来事じゃなかったと思う。
だから新しい家は小さいことでも自分の意見を全て出したかったのです。
新しい家に住み始めて、きっと壁紙を見ながら
この壁紙はもっと違う色になるかもしれなかったけど、この色にして正解だったな!
とか、
この床の色、はじめはブラックとかグレーとか色々なやんだけど、デザイナーさんや担当者さんとたくさんお話ししてこのカラーになったっけなぁ!
とか、
絶対に住みながら、過ごしながら思い出します。
その思い出を楽しいものにしたい一心でした。
分厚い壁紙のカタログも大好物でしたしね(笑)
向き不向きはもちろんあるかと思いますが、選べるところは妥協しないでとことん悩んでほしいです。
もちろん悩むのも楽しく!
今は打ち合わせがめっきりなくなってしまい、すごーく寂しいです。
では、また♪