最近ですね、
ちょっとした息抜きに、とある動画サイトを見ることが増えたんです。
それは、
YouTube(ユーチューブ)です。
みなさんは、
普段どれくらい見ていらっしゃるでしょうか。
我が家ではですね、
テレビをつける時間が、
めっきり減ってしまいました。
代わりに、
画面いっぱいに広がる動画の世界へ、
どっぷりと浸かっている毎日です。
これは、
単なる趣味の領域を、
大きく超えている気がします。
ようするに、
生活の大部分を乗っ取られている、
そんな感じがするのです。
例えば、
休日の朝のことです。
いつもなら、
洗濯物を干したり、
お掃除をしたりして、
きちんとした主婦の時間を過ごすはずでした。
では、いったい、
何が起きたのか。
問題は、
ベッドの上で、
ふとスマートフォンを開いたことです。
ほんの五分だけのつもりでした。
ちょっとしたニュースや、
美味しそうなレシピを、
眺めるだけの予定だったんです。
けれど、
そこからが怖かった。
画面をひとたびスワイプすると、
次から次へと、
見たこともない面白い動画が、
おすすめとして流れてくるのです。
こういうのって、
よく出来ていますよね。
自分の好みを、
完全に把握されているような気がします。
気がつけば、
一時間、
また一時間と、
貴重な時間が溶けていくのです。
これは、
恐ろしいことです。
いや、
大げさではなく、
本当に恐ろしい現象なのです。
私の貴重な休日が、
画面の中の知らない誰かの日常に、
どんどん侵食されていく。
そう考えると、
なんだか背筋が凍るような、
不思議な気持ちになります。
ここで、
少し私の個人的な体験をお話しさせてください。
先日、
夜のティータイムのあと、
少しだけ動画を見ようと思いました。
お気に入りのマグカップに、
温かいカフェオレを淹れて、
ソファにゆったりと腰掛けます。
外はすっかり暗くなっていて、
静かな夜の時間でした。
こういうのって、
やっぱり最高のリラックスタイムですよね。
今日の疲れを癒やすには、
ぴったりのシチュエーションです。
そして、
画面をポチッと押しました。
最初は、
旅番組の動画だったんです。
日本の美しい景色を見ながら、
「ここ行ってみたいなあ」なんて、
のんびり考えていました。
それは、
とても健全な時間でした。
問題は、
そのあとなのです。
関連動画という、
魔のシステムが動き出しました。
「おすすめ」に表示された、
ある猫ちゃんの動画を、
なんとなくタップしてしまったのです。
それが、
すべての始まりでした。
その猫ちゃんがですね、
もう本当に可愛かったんです。
ぷにぷにした肉球を見せながら、
ゴロゴロと甘えてくる姿に、
私は一撃で心を撃ち抜かれました。
「これは、たまらない…」
思わず声に出てしまいました。
そこからが、
地獄の始まりでした。
猫の動画の次は、
犬の動画になり、
動物たちの面白ハプニング集になり、
気づけば、
世界の驚き動物大集合のような、
壮大なドキュメンタリーへと発展していったのです。
私の脳内は、
すっかり動物園状態でした。
時間はすでに深夜の二時を回っていました。
明日は、
朝からお買い物に行く予定だったのに。
私の計画は、
見事に音を立てて崩れ去ったのです。
ここで、
疑問が湧いてきます。
では、いったいなぜ、
私たちはこんなにも、
動画に夢中になってしまうのでしょうか。
それは、
現実逃避なのかもしれません。
毎日の家事や、
なんとなく繰り返される日常に、
ちょっとした刺激が欲しくなる。
自分の人生とは違う、
誰かの面白い人生を覗き見することで、
心が満たされるような気がするのです。
人間には、
そういう息抜きが、
どうしても必要なのかもしれません。
でもですね、
ハマりすぎると、
やはり大変なことになります。
私の場合は、
見すぎたせいで、
翌日はひどい眼精疲労に悩まされました。
目がショボショボして、
まるでウサギのようになってしまったのです。
せっかくの休日が、
目の疲れと寝不足で、
台無しになってしまいました。
こういうときって、
本当に自己嫌悪に陥りますよね。
「あぁ、またやってしまった…」と、
天井を見上げて、
深く反省するのです。
でも、
不思議なもので、
次の日にはもう忘れている。
そしてまた、
夜になるとスマートフォンを手に取り、
「今日のオススメは何かな」と、
画面をスクロールしてしまうのです。
人間というのは、
本当に学習しない生き物だなあと、
自分のことながら感心してしまいます。
そういえば、
最近のYouTubeって、
本当にジャンルが豊富ですよね。
料理の動画もあれば、
お部屋の片付け、
メイクの仕方、
さらには外国の街並みをただ歩くだけのものまであります。
見ているだけで、
なんだか自分がその場所に行ったような、
そんなお得な気分になれるんです。
お金を使わずに、
旅行した気分になれる。
そう考えると、
これはこれで、
主婦の強い味方と言えるのかもしれません。
上手に付き合えば、
毎日の生活に彩りを添えてくれる、
素晴らしいツールなのは間違いありません。
問題なのは、
自分の自制心だけです。
「今日はここまで!」と、
きちんと時間を決めないと、
あっという間に時間を盗まれてしまいます。
みなさんは、
どうでしょうか。
同じように、
時間を忘れて見入ってしまうこと、
ありませんか。
こういう時間って、
無駄だと言えばそれまでですが、
心のリフレッシュにはなっている気がします。
だからこそ、
完全にやめることはできません。
ほどほどに、
適度に楽しむ。
それが一番大切なんだろうなと、
頭では分かっているんですけどね。
今夜もまた、
お風呂上がりに、
ついつい見ちゃいそうだなあと思っています。
「ほんの五分だけだから」
そう自分に言い訳をしながら、
またお気に入りのチャンネルを、
開いてしまうのです。
まあ、
たまにはそんな夜があっても、
いいのではないでしょうか。
自分の機嫌は、
自分で取るものですからね。
さてと、
今日も家事がひと段落ついたことだし、
ちょっとだけ、
覗きに行ってみようかなと思います。
見すぎないように、
気をつけながらですが。
みなさんも、
お気に入りの動画を見るときは、
くれぐれも時間には気をつけてくださいね。
それでは、
また次回の日常の出来事で、
お会いしましょう。
そういえば、
少し、話しは変わりますが、
みなさんは、
日々の生活の中で、
『小さな楽しみ』
を見つけていますか。
大きな旅行に行ったり、
高価な買い物をしたり、
そういう特別なイベントも、
もちろん素敵なことですよね。
非日常の空間で、
日頃の疲れを癒やすのは、
最高のリフレッシュになります。
でも、
いつでもそんなふうに、
時間とお金を使えるわけではありません。
仕事があったり、
家事や育児に追われたり、
毎日は、
けっこう忙しく過ぎていきます。
だからこそ、
日常の中の、
ほんのささやかな楽しみが、
大切になってくるのかなと思います。
たとえば、
お休みの日の朝に、
いつもより少しだけ丁寧に、
コーヒーを淹れてみるとか。
お気に入りのカップを、
わざわざ棚から出してみるとか。
それだけでもう、
気分はすっかり変わるから不思議です。
これは、
単なる飲み物の違いではありません。
自分のための時間を、
自分で丁寧に扱っているという、
『心のリセット』
なのだと思います。
そういう小さな工夫の積み重ねが、
日々の生活を、
少しだけ豊かにしてくれるのではないでしょうか。
私の場合は、
近所のパン屋さんまで、
朝の空気を吸いながら歩くことが、
最近の小さなマイブームです。
いつもより少し早く起きて、
まだ人通りの少ない道を歩く。
朝の冷たい空気が、
肌に心地よくて、
それだけで、
なんだか得をしたような気分になります。
お店に近づくと、
なんとも香ばしい、
いい匂いが漂ってくるんです。
あの瞬間のワクワク感、
みなさんも分かっていただけるでしょうか。
店内に入ると、
ずらりと並んだ焼き立てのパンが、
「私を選んで」と、
言っているかのように輝いています。
トレイとトングを持って、
どれにしようかなと迷う時間。
これが、
たまらなく楽しいんですよね。
定番のクロワッサンもいいし、
季節限定のフルーツが乗ったデニッシュも捨てがたい。
結局、
いつも買いすぎてしまうのですが、
それもまた、
お休みの日のご褒美ということで、
良しとしています。
そして、
家に帰ってきてから、
淹れたての紅茶と一緒に、
ゆっくりといただく。
こういう時間って、
本当に贅沢だなと感じます。
お金をかけなくても、
遠くまで出かけなくても、
日々の暮らしの中に、
楽しみを見つけることはできるんですよね。
そう考えると、
私たちの日常というのは、
見方を変えるだけで、
いくらでも面白くできるのかもしれません。
あたりまえの毎日が、
ほんの少しの工夫で、
特別なお出かけの舞台に変わる。
大げさではなく、
そんなふうに思ったりします。
もちろん、
毎日そんなふうに、
丁寧な暮らしができるわけではありません。
洗濯物が山積みになったり、
夕飯のメニューが思い浮かばなくて、
頭を抱えたりする日だって、
たくさんあります。
むしろ、
そっちの日常の方が、
圧倒的に多いかもしれません。
疲れて帰ってきて、
お惣菜のパックをそのまま食卓に並べて、
「今日はこれで勘弁してね」と、
家族に心の中で謝る日もあります。
でも、
それでいいんですよね。
完璧を目指そうとすると、
かえって疲れてしまいます。
がんばる日もあれば、
思いっきり手抜きをする日もある。
そのメリハリこそが、
長く日常を楽しく続けるための、
秘訣なのかもしれません。
世の中の、
キラキラした丁寧な暮らしのSNSを見ていると、
「私なんて、まだまだだなあ」と、
少し落ち込んでしまうこともあります。
でも、
他人は他人。
自分は自分、です。
自分のペースで、
自分に心地よい方法で、
日々の生活を味わっていけばいいんですよね。
そう思うと、
肩の力がスッと抜けて、
楽になる気がします。
みなさんは、
日々の暮らしの中で、
どんな瞬間に、
「あ、幸せだな」と感じるでしょうか。
美味しいものを食べたときでしょうか。
お気に入りの音楽を聴いているときでしょうか。
それとも、
ただただ、
何もしないでボーッとしている時間でしょうか。
人によって、
その答えはさまざまだと思います。
どれが正解とか、
どれが一番素晴らしいとか、
そういうものはありません。
自分が心地よいと感じるなら、
それが一番正解なんだと思います。
そういえば、
先日スーパーに行ったときのことなんですが、
野菜売り場で、
とっても綺麗なトマトを見かけました。
ツヤツヤと赤くて、
いかにも美味しそうだったんです。
「あ、今日の夕飯は、
あのトマトを使ったサラダにしよう」
そう思って、
カゴに入れたときの、
あの小さな高揚感。
ほんの些細なことですが、
その日の夕飯の時間が、
ちょっと楽しみになりました。
そういう、
日々の小さな「楽しみの種」を、
自分で見つけていくこと。
それこそが、
毎日をご機嫌に過ごすための、
最大のコツなのかもしれません。
大きなイベントを待つだけではなく、
今日という日の、
足元にある小さな幸せを拾い集めていく。
なんだか、
まとまりのない話になってしまいましたが、
こういうことを考えながら過ごす時間も、
悪くないなと思っています。
さて、
そろそろ洗濯物を取り込んで、
夕飯の支度を始めないとですね。
現実に戻る時間です。
でも、
お気に入りの動画を見ることといい、
朝のパン屋さんでのワクワクといい、
今日の私は、
けっこう機嫌よく過ごせた気がします。
それだけで、
今日は十分な一日だったと言えるのではないでしょうか。
明日もまた、
ささやかな楽しみを見つけながら、
マイペースに過ごしていきたいと思います。
みなさんも、
体調に気をつけて、
ご機嫌な毎日をお過ごしくださいね。
それでは、
また次の機会に。