私の幼少期の写真は驚くほど少ない。

しかも全部ひとりで写っている。

笑った写真もあるが、早い時期に「口元がへの字」になった。

中には泣いて顔が見えない写真もある。

何でこの写真を!?

しかも何枚も貼り付けている意味が分からない、未来の私が見て喜ぶと思ったのか、、、疑問だらけの懐かしくも嬉しくも無いアルバムだ。

 

二十歳を過ぎた時に突然「亡き母の妹」を名乗る女性から連絡があった。

亡き母の母、つまり私にとって母方のおばあちゃんが気にしていると言う。

一度電話をしてくれと言われかけてみたが、最初に電話口に出た同居しているお嫁さん(?)の対応の不親切さよ😢

「今更何でしょう!?」的な言い方に、言葉を失った。

いや、、私だって好きでかけているわけじゃないし💦

でも、おばあちゃんは優しかった。

亡き母は「大変わがままな娘」だったようで(^^;

振り返れば後にも先にも、肉親と言われる人の優しさを感じた唯一の時だったと思う。

そして「亡き母の妹」を名乗る女性からは写真を数枚もらった。

初めて見る私の本当の母の顔!

実感が無い😔

中に父が私を抱っこしている写真が一枚あった。

抱っこしたことあったんや・・・それは、びっくり。

 

とはいえ

手元にある写真は何も語らない。

母の記憶は何もない。

小さい頃に誰かが時々小銭(当時は10円だったと思う)をくれた記憶があって、それはどうやら母方のジジババだったらしい。

実母の親戚が何人もいるというのに、未だ誰とも交流は無い。

「亡き母の妹」を名乗る女性に2回ほど会っただけで、従妹たちと会う話も出ず、継母との葛藤を話してもスルーされた。

 

人間、社交的な人は得である。

ブスより美人の方が得である。

頭がいい人は馬鹿な人より常に上をいく。

 

誰も私の助けにはならないし、誰も私の言うことなど信じてくれなかった。