もちこ:「はぁ…」
あんもちこ:「どうしたのよ、もちこ。暑いからってため息つくほどでもないでしょうに」
もちこ:「あ、あんもちこ。…私の悩み、聞いてくれる?」
あんもちこ:「(や、やけにしおらしいわね。何か深刻な悩みなのかしら)も、もちろんよ。何でも言って見なさい」
もちこ:「ありがと、あんもちこ。あのね、灰色ってどうやって作るの?」
あんもちこ:「…え?」
あんもちこ:「(灰色、色的には黒と白を混ぜれば確かできたはずだけどもちこの聞いているのはそんなことじゃないわね。となると何か…。急に聞いてきたということはこの時期に突如発生したもの…。つまり雨雲、そして答えは…」
あんもちこ:「せんたくものだぁぁぁ!!」
もちこ:「(゚д゚ )」
ということで茶番が終わりみなさまこんばんは、もちこです。灰色と聞いて何故かかまどが浮かんでくるぐらいに残念な頭ですが、今日も頑張ってかきかきしています。
ということで本日ミルリトンの妖精日記を更新いたしました。(*´▽`*)今までのスローペースが嘘のようにカキカキ出来て嬉しいですが、
内容が重いなぁ(-_-;)
とは思っています。まずは内容ですがネタバレが思いっきり入りますので見ていない方、見たくない方は逃げることをお勧めします。
では、お話しますね。
本日の更新の内容はミルとショコラに訪れる運命の時…。というところでクルルがギリギリ間に合って何とか助け出すことに成功します。
前回、ブラックカーテンの破壊で手間取ったクルルが取った方法は天井にある氷柱のような石を落として命中させて破壊するという荒技でしたが、上手く行ったおかげで二人ともお楽しみはされずに済みました。
そしてルナと再会した際、秘薬の効果とはいえ自分達が彼女らのことを忘れて男らに身を委ねたことに罪悪感を覚えますが、様々な大人がいるということ、そして禁止薬品という特殊な薬品と諭してあげます。
その後、裏で関わっている存在と彼女らに飲ませた薬品を調べるべくルナとクルルが後で調査しようと決めてみんなの元へと戻ります。
砂浜に戻ると占いの老人が子供達を上手く話してくれていたおかげでミルとショコラにも笑顔が戻り、残りの時間の海を満喫して終了になります。
うん、ここまでは順調かなと思いました。が…
この先からが色々と悩んで書き直しを繰り返したりしました。彼女達は宿に戻り、大人達は元気になったのをいいことに再び飲みに出かけます。そして各自が部屋に戻り就寝する中でミルとショコラは部屋の暗闇が洞窟と重なって記憶が思い出されて身体が火照ってしまいます。その記憶を思い出さないように、でも自身達がされたこと、あんな気持ちになるのが大人になることかなと悩んでしまいます。
もちこはこの話を書いといてなんですが、大人とは何?と考えていました。現実的に言えば、自立できるほどの経済性、一般的なことを理解している社会への適応性、相手を思いやる気持ちとかが出てくると思いますが、それは大人になっていることで子供から大人になるとは違う気がするのですよね。
じゃあ子供から大人になるって何?と聞かれるとう~んと悩んでしまいます。ただ大人達は子供達に大人に徐々に変化することを無理ないように教えてあげてます。身体、想い、感情の変化を様々な経験を生かした話をしてそれを教える立場になった時が大人になったのかなとかも考えていますが、答えは私も探している感じです(こら
ですが、ミルとショコラの大人になるというのはまた違った感じと意味であり、これは小説では書けませんが、また一つの大人のかたちとは思っています。(男らのやり方を肯定しているのではありません)
そして男らのパートに移り、失敗したことを笑う老婆と目前まで来て逃げられた獲物に憤る男らの場面になります。老婆は自身の魔法アイテムを壊すほどの手練れにだから諦めた方がいいと諭しますが男らは諦めがつかない様子で当初話していた秘薬の特殊効果の話を持ち出します。
さてみなさん・・・
秘薬の特殊効果とは何だと思いますか?
様々な憶測や想像、そしてプラスともマイナスともとれる結末を浮かばせてもらって楽しんで頂ければと思っています。