〔〇3-0:A セ大阪戦〕リーグ首位に立った! ☆中身は雑談長話 | 鹿島アントラーズと歩むブログ

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鹿島アントラーズに関する所感・考察を書いてます。 戦術系より、選手プレーや心理、及びクラブ・監督の戦略が中心かも。 ◇専門家含め世論を読まず、自分の思った是々非々にて書いてるので『くさや系ブログ』かもしれません(苦笑)

 

コロナ禍が落ち着いたからなのか、

鹿島が調子取り戻したからなのか、

正直自分でもよくわかりませんが(苦笑)

 

今春頃から、概ね従来の生活リズムを

取り戻して、鹿島の試合も8割位見る事が

できています。

 

 

クラブとして、史上初のブラジル人・日本人以外の監督を

起用するにあたり、今回は特に慎重に吟味した

と思いますが、その成果あって、

ヴァイラー監督は、手腕・人柄とも

文句つける所見当たらない位の素晴らしさですね。

 

ただ「母国開催とはいえ、'16年クラブW杯で

Rマドリードとも90分までは充分引分け、又は

勝利できる可能性のある戦いが出来た。

及び、'18年に長く鬼門だったACLタイトルを獲れた」

という時点で

 

クラブ全体で『次のステップに進もう』という意図は明確で

コロナ禍で、思う様に進めない時期があっても、

クラブとして、指針のブレなかった事が

 

現在の“ワンランク上のサッカー”も視野に入っている、

充実した好調さに繋がっていると思います。

 

過去何度も言われてる事ですが

『立地がカシマな時点で、他の都市クラブetcと同じ事を

 していたら、いずれ抜かれる。常に1歩先を見据えて

 中長期クラブ戦略をブレずに実行し続けるしかない』

 

という事を、今年現時点になり「ようやく実を結びつつある」と

言える状況となり、喜びの気持ちと安堵の気持ちの

両方があります。

 

 

現地観戦を、コロナ禍後まだ出来てないので

守備面に関しては、個人的にまだ咀嚼出来ていませんが、

「敢えて荒木をスタメンetcから外し、守備のタスクも

 果たせる選手に育てている」現状をみると

 

『本当の全員攻撃(キーパー含む)・全員守備』という事

なのかなと感じます。このままコロナ禍落ち着けば、

ミッドウィークあたりに、いずれ生観戦行けそうなので、

ヴァイラー監督の守備戦術を、生観戦で観たい

と思っています。

 

 

ただ、いくら優れた監督でも、良い選手が

揃っていなければ、リーグ戦で首位に

立ち続ける事は困難です。

あくまで象徴として挙げるのみで

蔑む意図全くありませんが、オシム監督時代の

ジェフですら、カップ戦優勝止まりだったはずです。

 

その点において、ザーゴ元監督が荒木・松村・沖らを

積極的に起用した事、相馬前監督が常本を積極的に

起用した事、及びフロントが今季に樋口を補強した事、

それらが合わさって「鹿島の“常勝イメージ”が続いている」

と評する方が、より正しいと思います。

 

 

今回ジーコを、再びTDとして呼んだ1番目の目的は

『下部組織から、良い選手が出るべくして出て来る

 基礎作り』だったと映っています。

 

スーパー負けず嫌いが健在だからこそ

今季もアドバイザーとして残っている様に思えてますが、

実際にスイス人のヴァイラー監督となったチームに

接する事で、中長期的な“接着剤的効果”も期待

できると思います。

『和伯魂洋才』を、中長期的に続けられる素となる。

 

 

恐縮ながら、私はまだクラブの作成した

創設30周年を記念して、制作した

ドキュメンタリー映画を見れてないですが、

 

今回、2度目のTDとしてジーコが行った事は

Jリーグ開幕前に、他クラブに先んじて

“プロ仕様のクラブハウス(練習場)”を

作った(作る事を提案した)歴史の、下部組織版でしょう。

 

鹿島が今後も強くあり続けられる為の

基礎が更に充実して、嬉しく思っています。

 

具体的に言えば

「上手な選手」でなく『勝てる選手』を育てる場所、

と言えるでしょう。日本流に言えば“心技体”の揃う場所。

この場所から『チームを勝たせられる選手』を多く輩出したい。

 

 

4年前W杯本戦では、当時鹿島の昌子

、及び鹿島から海外移籍した大迫・柴崎岳が

日本代表のベスト16入りに大きく貢献したと思います。

 

今年W杯でも、鹿島の薫陶を受けた選手が

日本代表に貢献できると思うのですが

森保監督如何ですか?(笑)

 

 

川淵初代Jチェアマンに“四顧の礼”を受け

結果的にその後一時、ジーコも監督業に携わる事に

なりますが、

 

ドキュメンタリー映画に入ってるかもしれませんが

ジーコの基本スタンスは『鹿島を強いクラブに育て上げる。

その結果、日本サッカーの底上げに貢献する』なので。

 

今回の下部施設整備は、まさに

“元の立ち位置”に戻っての仕事と言えると思います。

 

 

何はともあれ、'93年Jリーグ初戦で

ジーコのハットトリックに一目惚れした

古株サポとしては、以前から鹿島というクラブの

歴史を、公式に書籍か映像にまとめて欲しかったので

 

時代の流れと共に、住金からメルカリに

母体が移った事もまた「どちらに転ぶか分からない事・

普通なら不利そうな事でもプラスに転じる」という

“鹿島イズム”を実践できた、と嬉しく思っています。

 

勿論これからの試合も全部勝てれば理想ですが、

常に「育てながら勝つ」を意識しているのも、鹿島の特徴。

『優勝から逆算してシーズン送る』

『勝利から逆算し試合進める』

もあると思います。“カシマ発世界”に、より高い価値ある。

 

 

今年獲れるのは国内3冠なので、

3冠奪取を目指し、ベスト尽くすの当然だが、

来季以降のACL・クラブW杯etcに向け

更なる成長も必要。

 

鹿サポの1人として「仮に失敗しても

“前向きなトライ”なら拍手」や

「仮に結果付いて来なかった試合でも

 “意図の伝わる試合”なら、ブーイングを

 しない方が適切な場合もある」も視野に入れ

 

中立地でもクラブW杯優勝できるチーム

になれる夢、の実現に貢献したいので

最近逆に、身が引き締まって来てます(笑)。

 

 

でも基本は、眼前の試合を『一戦必勝』。

ルヴァン杯はグループステージ突破決められたので、

昨日掴んだリーグ首位の座を、もう譲らない気概で

今後も、鹿ファミリー皆で勝利を積み重ねましょう!!!