9月に入り、ル杯名古屋戦のA&H、
リーグH福岡戦と3連敗してしまい
相馬監督にとっては、就任以来
最も『真価問われる一戦』となるのでは、と注目していた
昨夜のガンバ戦ですが、3-1で快勝しました。
相手の不調も関係なくはないだろうけど、
鹿島は、しっかり「3連敗から立ち直るべくして立ち直った」と言える
と思います。いわゆる心・技・体が全て良かった。
しかも、被PK1失点も
微妙な判定だった事以上に、関川の若さが主因なので
起用した側としては
「そういう粗さはある事承知で、起用した」
「アグレッシブにプレーしてくれて、チームへのプラス効果
の方が大きかった」
と“織り込んでいた部分”にも、感じられました。
当然、無失点が望ましかったの言わずもがなですが、
今回の失敗を、関川が成長の糧にしてくれる事を
期待してますし、きっと更に成長してくれると信じます。
そして、標題の『9月戦線について』ですが。
J開幕年から見てる、昔取った杵柄のある鹿サポな事もあり
ル杯名古屋・第1戦における“鹿島選手全体に身体重そうな感じ”は
正直デジャヴありました。
名古屋の守備堅いの確かだけど、鹿島の前線選手全体に
フリーランニングが少なく、テレビで見てると
「鹿島、名古屋の守備を崩そうという気ある?」という状態でした。
攻撃がその停滞ぶりでは、名古屋に余裕生まれるに決まってて
第1戦は、0-2敗戦が妥当な内容でした。
物分かりが、良くなり過ぎてもダメと思うけど
鹿島選手にとってタイミング悪かった、とも思いつつ見てました。
ル杯名古屋戦第1戦が、9月1日のナイトゲーム。
関東では、その少し前に夏から秋の気温に下がってた。
一方、西日本ではそこまでは下がってなく
少なくとも鹿嶋の基準で言えば「夏のまま」だった。
真夏時に、西日本の方がより暑いというの分かってるし
選手やスタッフも対策法を確立済で、実際に現在は
西日本アウェイでも遜色ない成績残せているが
プロサッカー選手といえども、1度気温の下がった場所から
移動して、再び暑い場所に移動して試合、というのは
難しい模様、というのが画面から伝わって来た。
勿論、今回のコンディショニング失敗を分析して、
次回以降、似たケースの起きそうな時の対処法に
生かして欲しいし、それを続けなければ鹿島の未来は無いけれど。
そんな、多少ツキなかった気候がアゲインストとなったとしても
隙を見せると、一気につけ込まれるのが勝負事。
ル杯名古屋・第2戦は、鹿島は“特攻態勢”にならざるを得ず
「名古屋のプラン通り」と言われても仕方ない、0-2敗戦。
どの競技でも『勝負には流れがある』と言われる通り
その次のリーグ戦(ホーム)は、福岡に0-3で敗戦。
このブログ書く上では「材料不足」となり、
私の精神衛生上は「結果的に見なくて良かった」となり
複雑な気持ちですが。
先週土曜夜は、どうしても試合をリアルタイムで見れない
用事があったうえ、結果が0-3だったので見てません…。
0-3までは思わなかったとはいえ、犬飼負傷の報とル杯A&Hで
名古屋に連敗してた流れから、苦戦は予想していました。
それと、「ホームだけど無観客」でしたしね。
コロナ禍により、ホームで2試合が無観客となった事自体には
今サッカーブログに書いても、ほぼ無意味なので触れません。
昨夜のガンバ戦から、再び有観客に出来たので、
それを続けられる様、皆で引き続き尽力してゆくのみでしょう。
長文になってしまいましたが、犬飼負傷と、ホーム試合無観客
だけでなく、名古屋戦の気候不運(半分不可抗力)を感じてたので
「“鹿島の持ってるチカラ”を、昨夜のガンバ戦でしっかり出せるか」
は、今シーズン鹿島にとっても、相馬監督の力量をみるうえでも
大きな分水嶺と思ってました。
そこで快勝でき、本当に良かった!
試合に出ずっぱりだったので、犬飼の負傷はある程度止むない。
昨夜の試合で、“再スタート”のキッカケは掴めたと思います。
水曜のH川崎戦で、アウェイにて敗れたリベンジを果たしたい。
勢いに乗れる事考えたら、首位チームは格好の相手。
完成されてた川崎だけど、今夏の中断期に海外移籍もあったし
何より、特に川崎戦は、カシマで試合の出来る事が大きい。
勝ちたい気持ちで上回れれば、必ず試合も勝てるはず。
マリノスも監督変わって、前監督とはスタイルだいぶ変わってる。
勝ち点差で見ると、「3位争い」と括られるの仕方ないけど、
ACLストレートインのリーグ2位は、まだ射程圏内と思ってます。
ここら辺は、諦め悪くしたたかに狙っていきたい(笑)。
とにかく、まずは眼前の川崎戦に勝ち、
リーグ戦を1つでも上の順位で終え、天皇杯優勝に繋げましょう!!!