〔9月戦線に関する所感〕相馬監督の『軌道修正力』への信頼増した | 鹿島アントラーズと歩むブログ

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鹿島アントラーズに関する所感・考察を書いてます。 戦術系より、選手プレーや心理、及びクラブ・監督の戦略が中心かも。 ◇専門家含め世論を読まず、自分の思った是々非々にて書いてるので『くさや系ブログ』かもしれません(苦笑)

 

9月に入り、ル杯名古屋戦のA&H、

リーグH福岡戦と3連敗してしまい

 

相馬監督にとっては、就任以来

最も『真価問われる一戦』となるのでは、と注目していた

昨夜のガンバ戦ですが、3-1で快勝しました。

 

相手の不調も関係なくはないだろうけど、

鹿島は、しっかり「3連敗から立ち直るべくして立ち直った」と言える

と思います。いわゆる心・技・体が全て良かった。

 

しかも、被PK1失点も

微妙な判定だった事以上に、関川の若さが主因なので

 

起用した側としては

「そういう粗さはある事承知で、起用した」

「アグレッシブにプレーしてくれて、チームへのプラス効果

 の方が大きかった」

と“織り込んでいた部分”にも、感じられました。

 

当然、無失点が望ましかったの言わずもがなですが、

今回の失敗を、関川が成長の糧にしてくれる事を

期待してますし、きっと更に成長してくれると信じます。

 

 

そして、標題の『9月戦線について』ですが。

 

J開幕年から見てる、昔取った杵柄のある鹿サポな事もあり

ル杯名古屋・第1戦における“鹿島選手全体に身体重そうな感じ”は

正直デジャヴありました。

 

名古屋の守備堅いの確かだけど、鹿島の前線選手全体に

フリーランニングが少なく、テレビで見てると

「鹿島、名古屋の守備を崩そうという気ある?」という状態でした。

攻撃がその停滞ぶりでは、名古屋に余裕生まれるに決まってて

第1戦は、0-2敗戦が妥当な内容でした。

 

 

物分かりが、良くなり過ぎてもダメと思うけど

鹿島選手にとってタイミング悪かった、とも思いつつ見てました。

 

ル杯名古屋戦第1戦が、9月1日のナイトゲーム。

関東では、その少し前に夏から秋の気温に下がってた。

一方、西日本ではそこまでは下がってなく

少なくとも鹿嶋の基準で言えば「夏のまま」だった。

 

真夏時に、西日本の方がより暑いというの分かってるし

選手やスタッフも対策法を確立済で、実際に現在は

西日本アウェイでも遜色ない成績残せているが

 

プロサッカー選手といえども、1度気温の下がった場所から

移動して、再び暑い場所に移動して試合、というのは

難しい模様、というのが画面から伝わって来た。

 

勿論、今回のコンディショニング失敗を分析して、

次回以降、似たケースの起きそうな時の対処法に

生かして欲しいし、それを続けなければ鹿島の未来は無いけれど。

 

 

そんな、多少ツキなかった気候がアゲインストとなったとしても

隙を見せると、一気につけ込まれるのが勝負事。

 

ル杯名古屋・第2戦は、鹿島は“特攻態勢”にならざるを得ず

「名古屋のプラン通り」と言われても仕方ない、0-2敗戦。

 

どの競技でも『勝負には流れがある』と言われる通り

その次のリーグ戦(ホーム)は、福岡に0-3で敗戦。

 

このブログ書く上では「材料不足」となり、

私の精神衛生上は「結果的に見なくて良かった」となり

複雑な気持ちですが。

先週土曜夜は、どうしても試合をリアルタイムで見れない

用事があったうえ、結果が0-3だったので見てません…。

 

 

0-3までは思わなかったとはいえ、犬飼負傷の報とル杯A&Hで

名古屋に連敗してた流れから、苦戦は予想していました。

それと、「ホームだけど無観客」でしたしね。

 

コロナ禍により、ホームで2試合が無観客となった事自体には

今サッカーブログに書いても、ほぼ無意味なので触れません。

 

昨夜のガンバ戦から、再び有観客に出来たので、

それを続けられる様、皆で引き続き尽力してゆくのみでしょう。

 

 

長文になってしまいましたが、犬飼負傷と、ホーム試合無観客

だけでなく、名古屋戦の気候不運(半分不可抗力)を感じてたので

 

「“鹿島の持ってるチカラ”を、昨夜のガンバ戦でしっかり出せるか」

は、今シーズン鹿島にとっても、相馬監督の力量をみるうえでも

大きな分水嶺と思ってました。

そこで快勝でき、本当に良かった!

 

 

試合に出ずっぱりだったので、犬飼の負傷はある程度止むない。

昨夜の試合で、“再スタート”のキッカケは掴めたと思います。

 

水曜のH川崎戦で、アウェイにて敗れたリベンジを果たしたい。

勢いに乗れる事考えたら、首位チームは格好の相手。

 

完成されてた川崎だけど、今夏の中断期に海外移籍もあったし

何より、特に川崎戦は、カシマで試合の出来る事が大きい。

勝ちたい気持ちで上回れれば、必ず試合も勝てるはず。

 

 

マリノスも監督変わって、前監督とはスタイルだいぶ変わってる。

勝ち点差で見ると、「3位争い」と括られるの仕方ないけど、

ACLストレートインのリーグ2位は、まだ射程圏内と思ってます。

ここら辺は、諦め悪くしたたかに狙っていきたい(笑)。

 

とにかく、まずは眼前の川崎戦に勝ち、

リーグ戦を1つでも上の順位で終え、天皇杯優勝に繋げましょう!!!