〔正々堂々もっと強く〕鹿島の課題に対する私見 | 鹿島アントラーズと歩むブログ

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鹿島アントラーズに関する所感・考察を書いてます。 戦術系より、選手プレーや心理、及びクラブ・監督の戦略が中心かも。 ◇専門家含め世論を読まず、自分の思った是々非々にて書いてるので『くさや系ブログ』かもしれません(苦笑)


さてこの項が、真面目にやってる我々鹿島が、今日の試合から
何を学べるかについて私見を書くという、このブログの本懐です。



まず、TVだから実際に何をしてたのか分からないけど、幾ら何でも岳の
存在感が無さ過ぎた。カシマ位傾斜のあるスタジアムの満員の雰囲気は
かなり圧力あったろうが、本来それに負ける選手とも思えない。


岳に関しては、相手のサッカースタイルと、京都戦の不出来を合わせ
考えると、今日先発させるべきじゃなかったのかも。彼の現在の調子・
怪我の事は分からないから、こういう半結果論しか言えないが。


例えば、梅鉢を先発起用し、満男に攻撃のコントロール仕事をもっとさせる
“オリベ的選択”でもよかったかもだし。「どんな選手でも、悪ければ外す」
のは鹿島の原点。岳の不出来に関しては、セレーゾに再考の余地あるかも。


昨年、満男が「ことごとくミスキックして、失点に直結」という時期が
あったけど現地に行ったら「居るべき所に居るから、不調も目立つ」
だった事から遡れば、TVに映りもしないというのは、相当悪いと感じた次第。



それから、ヤス以下の世代の選手は、相手が2得点した後から、かなり
イージーミスをしてしまってた。“1度は通る道”とも言えるけど、「3万人の
前で、見せちゃいけないプレーをした」原因自体を、見つめる要はあろう。


それと、2点ビハインドになってから、明らかに鹿島選手の攻撃イメージが
バラバラに、なってしまっていましたね。
その中で、個人能力で得点を決めてみせた大迫は、素晴らしかったけどね。


この2つに関して、根っこは一緒だろう。
大迫以外の中堅・若手が、私がここに書いた『平常心を、90分保てなかった』

結果の現れだから、鹿島基準だと、精神面が弱いと指摘せざるを得ない。


この程度の精神力では、ACL等に出ても、今まで以上の結果は望めないろう
とは率直に感じてしまった。例えば、「あくまで鹿島が目指すのは、世界一」
というレベルの意識を、普段から何処かに持っていれば、


「“浦和+審判”に対して、10人で2点差を追い付くなんて不可能」という
意識に陥る事など、起きなかったのでは。世界には、真に強いチーム沢山居る。


少し厳しい事言っているけど、愛情込めて述べさせて頂く次第です。



あと、HTは試合中だから「埼玉スの時ほど、フリーじゃなかった」と、前向きに
書いたけど、CKから直接失点していては、そうそう勝ち切れないね。
ただ、山村・青木共、今年途中からレギュラーCBになった選手だから酷か…。


それに加えどうにもできないのは、やはり左SBの攻撃力でしょう。
どちらかというと、両SBが上がる鹿島は、3バックの相手を得意と
してた筈だけど、今の鹿島は“2007年時より弱い”のは明白となった。


上記2点に関しては、前も書いたけど強化部に「本気で、絶対優勝する気を
持って、チーム編成した!?」と、膝を詰めて問いたい気持ちが出てしまう。
外国人枠を1つ空ける程、日本人が充実してると思えなかったし、


実際、セレーゾは何度も何度も補強を要求してた。
以前、ここに書いた「本職の、外国人左SBor脚の速い外国人CB」を獲って
いれば、『浦和+審判』程度に、ホームで負けなかったのでは?


という気持ちは、やはり拭えません。



まとめると、
・今のメンバーでも、もっと良く出来る可能性は探り続けよう
・精神的な部分では、まだまだ向上の余地あるよ
(※強化部絡みの事は、もうウインドー閉まってるからオフになってから)
と、いう感じです。



数字的に厳しくなったけど、それでもまだ何が起こるか分かりません!
今日の様なクズ相手試合でも、特にメンタルの弱点など、認識しておけば
今後の世界への挑戦時に、大いにプラスへ繋げられるはず。


とにかく、今シーズン残り全勝を、一緒に改めて目指しましょう!!