家賃を払う。

駐車場代、管理費。

もろもろ、10万以上かかっていた。

 

それが、毎月。

家計を苦しめていた。

 

その家賃分で、マンションが買えるなら・・・

自分の家になると考えた。

 

私が独身時代の貯金。

そして、彼の貯金。

それでも、頭金が足りない。

 

両親にお金を借りた。

彼の両親にも頼んだ。

 

そして、長女が1歳になる頃に引越し。

なんとなく、マンションを買ったので、彼も節約に心がけるだろうと思っていた。

 

そして、子供が欲しい事を伝え。

2人目の妊娠。

 

前置胎盤、出血、入院。

 

そんな私なのに・・・彼は、やはり、忙しいという。

上の子の面倒が見れない。

彼の両親より、私の両親が家が近かった。

近いといっても、1時間半かかる。

それでも、私の両親にとっての初孫。

可愛いのだろう。

世話をしてくれた。

 

だが、退院して、自宅で安静と言われたので、母に頼んだ。

冬だった。

妹夫婦と住み始めていて、家に帰らないといけない。

もう、私が帰って来た=治っていると思ったのだろう。

実家に帰るなら、面倒見るけどと言われて。

1時間半車に揺られて、実家へ帰った。

 

まだ、安静が必要だと言っていたのだが・・・

母は、当たり前の妊娠しかしてこなかったからなのか???

分からない。

 

実家に行ったその日に、私が目が覚めたのは、夜中。

何か??濡れていると感じた???

まさか???おしっこ???

そんなわけが無いと触ってみた手を見た。

真っ赤だった。

救急車で病院へ、直ぐに入院。

どくどく流れていく血液。

もう、この子は、産めないのかもしれないと思った。

 

これで、流産したら・・・・

母に言ってやりたいと思った。

妊娠は、病気ではないが・・・

みながみな、普通に産めると思わないで欲しいと・・・・

 

それでも、この子は、しがみつき。

点滴で、数週間で、退院。

家に戻り、違う病院でまた、入院。

 

そんな事を繰り返し。

やっと、2人目の出産。

もちろん、帝王切開。

 

そして、小さい、2300gくらいしかなかった。

黄疸がひどくて、3回の治療。

 

そして、やっと、退院。

 

家族が増えた喜びしか私には、なかった。

 

女姉妹で育ち、弟が欲しい、お兄ちゃんが欲しいと言っていた。

子供の頃の私。

男の子が家に来た。

その喜びが、とても強かった。

 

そのとき、私は、彼の事など見ていなかった・・・・

喜んでいたのか???

良く覚えていない。