私が24歳だった頃、私は、荒れていた。
結婚目前の彼との別れ。
本当に好きで好きで、分かれた悲しみを仕事に夢中になる事で紛らわしていた私。
田舎から出てきた都会の生活に慣れる事も出来なかった私だったが・・・
どうにか、仕事をする事で悲しみを乗り越えていた頃だった
私は、看護師として仕事をしていた。
田舎の病院では、ありえない、患者さんから病院へ電話が来て誘われたりした。
今じゃ、考えられない事だが、昔は、個人情報など厳しくなかった時代。
いろんな患者から誘われたが、断っていた。
循環器の外来で働いていた。
凄く人気の先生であった為、休み時間、休憩時間などなかった。
それでも、忙しかったからこそ、どうにか、悲しみを乗り越えていけそうであった。
若かったし、忙しくても、たいした事もなく。
仕事に打ち込む事でどうにか、生きているような感じだった。
そこで働き始めて、半年、そして、病棟への移動。
男なんていらないと思っていた時だった。