千本ゑんま堂で

おしょらいさん送りをしてきましたー照れ

 

 

通称千本ゑんま堂、正式名引接寺(いんじょうじ)キラキラ

 

「引接」(いんじょう)と「引導」(いんどう)は同じ言葉

 引導=引いて導く

 人々を導いて悟りの道に引き入れること

 亡者を無事に仏さまの世界へ行けるように導くこと
 

御本尊は閻魔さん(本地仏は地蔵菩薩)です
千本ゑんま堂の閻魔像は、

2.4mと日本最大級の大きさで、

目が琥珀でできているそうです

閻魔さんの両脇に、

司命(しめい?しみょう?)尊、司録(しろく)尊も

おられます
(司録尊のお顔がちょっと可愛い~爆  笑

 

(HPから画像お借りしました)

 

開基は小野篁(または定覺上人)で、篁公が

この世とあの世を行き来する神通力を

持っていたことは、よく知られていますねひらめき電球
篁公は、閻魔さんから塔婆供養と迎え鐘を

用いて亡き先祖を再びこの世へ迎える

「精霊迎えの法」を授かり、
篁公自ら閻魔さんの姿を刻み建立したのが

千本ゑんま堂の始まりと言われています
(当初の閻魔像は応仁の乱で焼失)

 

こちらのおしょらいさん送りは…、

(六道まいりのおしょらいさん迎えとほぼ同じですが…)

水塔婆を書いてもらったら、

塔婆に閻魔さんの(梵字の)印が押されます

お線香の煙で塔婆を浄め、

本尊の閻魔さんにお参りし、

お地蔵さんが祀られている地蔵供養池で、

(お地蔵さんのプールともいいます…!?…キョロキョロ

塔婆を、柄杓で3回お水を掛けてあげたら、

柄杓の上に乗せて、流れている水場へ

足元の方からそっと流し入れてあげます

(塔婆の、下の部分が足元・上の部分が頭)

お塔婆流しですひらめき電球

(今回、柄杓が置いてありませんでしたガーン

最後に、鐘つき堂へ進み、

塔婆の数だけ鐘をつきます

こちらも、「つく」のではなく、

綱を「引いて」鐘をつきます

送り鐘ですひらめき電球

おしょらいさんを再びあの世へ送ります

優しい音色で響きます笑い笑い笑い

 

 

千本ゑんま堂では、

おしょらいさん迎え+迎え鐘と

おしょらいさん送り+送り鐘ができます

お盆の頃の行事ですが、

日にちはHPでお確かめ下さいましねひらめき電球

 

こんなんありましたーびっくり

ぽりぽりお茶