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六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)の六道まいりで

おしょらいさんをお迎えします照れ

 

京都でお盆にお迎えする先祖の霊(精霊)を

「お精霊さん=おしょらいさん」と言いますひらめき電球

 

高野槇を買い、迎え鐘を撞いて、塔婆を水回向します

これが六道まいりですひらめき電球

高野槇におしょらいさんが宿られます

 

ですから、六道まいりのあとは

寄り道せずに、高野槇をウチへ持ち帰り…

と言いましたが、

「幽霊子育飴(ゆうれいこそだてあめ)」は

買うて帰りたいですねぇチュー

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「幽霊子育飴」ってびっくり

の続きです・・・

 

幽霊子育飴のお店は、

「みなとや子育飴本舗」さんです

以前は六道珍皇寺の前ら辺にあったんですよひらめき電球

 

 

幽霊子育飴おばけくん

おどろおどろしい魂名前で、

滅茶苦茶スパイシーな飴かと思いきや…、

なんと、それはそれは素朴で、

とても優しい甘さの飴なのですよハート

 

 

私の大好きな、

(故)桂米朝さんの落語会に行った時に

「幽霊飴」とゆう噺(はなし)を聞き、

幽霊子育飴のことを知りましたひらめき電球

なんか怖いなぁ~て、ちょっとビビりながら

買いに行きました…(何年前やろはてなマーク

 

(HPから画像お借りしました)

 

ネタバレしんようにちょっとだけ、

「米朝ばなし」より・・・

 六道珍皇寺の門前に一軒の飴屋があり、

毎夜六日間続けて表の戸を叩き、

一文銭を出して飴を買っていく、

この世の者とは思えない青白い女がいた。

七日目の晩も、やはり女は飴を買いにやってきた。

 「今日はおアシ(お金)がございませんが、アメをひとつ…」

 「よろしい」と、主人は銭なしで飴を与えて、

そっと女の後をつけた。 飴屋の主人は、

文無しでやってくることを予測していたのである。

 「あれは、ただもんではない。明日銭持ってきたら

人間やけど、持ってこなんだら人間やないで」

 「なんでですねん」

 「人間、死ぬときには、六道銭というて

三途の川の渡し賃として、銭を六文、棺桶に入れるんや。

それを持ってきたんやないかと思う」と。 

二年坂、三年坂を越えて高台寺の墓地へ入っていくと、

一つの塔婆の前でかき消すように女の姿が消えた。 

そこは、お腹に子を宿したまま死んだ女の墓。

中で子が生まれ、母親の一念で、

飴で子を育てていたのである。

その子は飴屋の主人が引き取り、

のちに高台寺のお坊さんになったとか。

で、噺(はなし)のオチは・・・

どうぞ落語会へ足を運んで聞いてみて下さいましねチュー

 

と、もうひとつ別に、

出家して西陣辺りにある「立本寺」の

日審上人になったといわれています。

 

日蓮宗の本山「立本寺(りゅうほんじ)でも

幽霊子育飴が置いてあるそうですひらめき電球

 

(画像お借りしました)

 

「幽霊子育飴」の話は

他にも、各地にもあるようです照れ