ここまで食品アレルギーのお話でしたが、今回から体外のアトピー対策の話をしていこうと思います。
①化粧水・オイルのお話
私は中学生くらいから、市販の化粧水を使用していました。ヒアルロン酸入りや、敏感肌・乾燥肌用のもの、NOBやキュレルなど様々です。
また成人してからは、ホホバオイルやココナッツオイル、オリーブバージンオイルなどの天然キャリアオイルを化粧水変わりに使用していた時期もありました。
しかし、ケアしているにも関わらず顔は他の部位より荒れて赤黒く、
そして不思議な事に、新しく買った化粧水やオイルは最初の2〜3日は調子が良いのですが、使い続けると調子が悪くなるのです。
この長年の疑問に答えが出たのは、最新のアレルギー研究の特集TV番組でした。
概要ですが肌は炎症が起きている部位に、同じ物質が何度も塗布されると、その物質をアレルギー物質と判断する事がある
というものでした。
つまり、アトピー肌の私は顔に小さな炎症が沢山あり、そこに毎日化粧水やキャリアオイルを塗りこむことで、その中の物質をアレルギー物質と判定させていたということでした。
そして、わかったところで何を塗れば良いのだろう?と悩みました。
化粧水はアレルギー判定されてしまうし、でも保湿は必須で…
結論として、私は皮膚科で処方されている保湿剤(私はヒルドイドクリーム、ローション、スプレーを使用)を使用することにしました。
保湿剤は長年塗っていますが、今までのところアレルギー判定されていないようで、部位によりクリームとローションを使い分けています。
しかし、ヒルドイドは目の周りには使用できません。(私は自己責任で気を付けて使用したりしますが、お勧めはしません)
そこで、サンホワイトワセリンも併用しています。
今のところこの2つで肌は落ち着き、赤ら顔も1トーン良くなりました。
ですので、顔に保湿剤を塗ろう!とおすすめしている訳ではないですが、
顔荒れや赤ら顔の方は、日々使用している化粧水やオイルにアレルギーが起きていないかを見直してみるといいかもしれません。
よく、「これを塗ってアトピーが治った!」という商品が広告されています。
私もよくホイホイされて購入したこともありましたが、大抵は自分のケア習慣を見直さずに新しい物質に頼ろうとしているだけで、上手くいきませんでした。
私はやはりアトピー対策は「どれだけアレルギー物質を減らしてシンプルに生活するか」という引き算が大切だと思います。
お金もかからないですからね!笑