最近性虐待を思い出すと私は吐く。
とにかく吐く。
胃の中の物を出すために、口の中に流し込まれた精液を吐き出すように。
でもね、いくら吐いても口の中の汚い感じも気持ち悪さもなくならない。
だから今度は整理整頓。掃除に洗濯。
私は装うんだ。
まるでセックスの仕方も知らないような、処女っぽさを。
はたまた一方では女らしい曲線の出る服装をして頭痛と自己嫌悪に耐えながら、自分の容姿を褒めたり冷やかす男性をてっぺんから見下して、心の中で支配したような気分でいたりする。
どれも本当の私。
男性から触られなければ私なんて価値なんか無いって思っているのに、
いざ本当に触られると無力感と恐怖心がザワザワしはじめる。
男性に支配される気がすると怒りに狂いそうになる。
触るな!
入れるな!
寄るな!
結局私の身体に女性器がなかったら捨てるくせに!
どうしようもないな…。
