献花に訪れる人たちを見て、幼くして命を失ったかわいい盛りの子供にはたくさんの同情と愛情を注ぐのに、そうでない大人は悪者扱いにすることが気になりました。まるで大人は価値がないとでもいうように。

 

運転手と園児の不運の度合いは比べることができません。辛いのは他人を死なせてしまったほうも同じです。なのに生き残ったから、命を失ったからという表面的な理由で勝手に決めつける。

 

人間の賞味期限は極めて短いということです。そして世間は非常に冷たい。

 

手を合わせることによって世間的な正義の側に立っている自分を確認しているのです。善人アピールとも見受けられます。

 

図らずとも、この行為は小さな子供がいる家庭とそうでない家庭の間に深い溝を作ることになりました。「あなたたちにこの悲しみはわからない」。

 

このニュースは、今まで知ることがなかった普段の人の行動からは決して見ることができない人間というものを見る者に教えてくれるのです。