前回の続きです。

そして、だんだんと、
怒りの感情が湧いてきました。

なんでできないの!
なんで障害なんてあるんだ!
なんで私の元に生まれてきたんだ!
こんな子いらない!
産まなきゃよかった!

と…どす黒い感情が湧いてきました。

ひどい母だな、私は。
とまたまた自分を追い込む。

でも感情は止められませんでした。

あんたのダメなことを
なんで私が責められるんだ!

あんたがやらないと
私が怒られるんだよー!

なんて思いました。
とほほですね。

このループ、
めちゃくちゃキツイんですね。

でも、キツイ感情を感じ切った後、
あれ?これ?なんかおぼえがあるな?
と気付きました。

これ、
やはりインナーチャイルドが叫んでる!

恐る恐るインナーチャイルドを探ってみました。

すると、
中学一年生の私が現れました。

「親の顔に泥を塗るな!」
「お父さんの評価を下げるな」

両親から責められてなみだをこらえている私。

ああ。そうだ。
私が言われてきた言葉。

テストの成績が悪いたび、
親戚の集まりがあるたび、
先生に注意されるたび、
私が父親に言われてきた言葉でした。

うわー、ごめんね。
あなたが泣いていたんだね、
もう大丈夫だよ。

とインナーチャイルドに
語りかけました。

そして、
その時にかばってくれなかった母親に対しての怒り。
悲しみ。絶望感。
その感情も思い出しました。

3へ続きます。