久しぶりにケヴィン・スミス監督の作品を鑑賞。
実はこれ『Mr.タスク』に登場する女子高生コンビのスピンオフだとか。
でも『Mr.タスク』を観てなくても特に問題なし。
まあ、ケヴィン・スミスらしいオタクっぽいB級感満載。
ただ、他のケヴィン・スミス作品と比べて特別面白いかと言われると微妙…。
それより、キャストの方が注目かも。
まずはジョニデ一家勢揃い。
ジョニデ本人はもちろん、相変わらずのコスプレ俳優っぷりで本人とはわからないレベル。
ちょっとロバート・デ・ニーロに見える。
元妻ヴァネッサ・パラディも先生役でちょい出。
そして娘のリリー=ローズ・メロディ・デップ。母親がフランス人ということで彼女もフランス語堪能。無駄にフランス語を話すシーンが挿入される。母親も美人だし、父親の顔立ちといい塩梅にミックスしていて結構かわいい。
冒頭の客として登場する息子。なんとなくジョニデに似てる。
ケヴィン・スミスって意外にジョニデ一家と仲良しだったのねー。
個人的にはジョニデ好きじゃないんで、この時点でのれない。
そして、そんなケヴィン・スミスの娘ハーレイ・クイン・スミスも、主人公コンビの相方として登場する。
なにげにごっつい感じの女子だねー。ちょっとサラ・ジェシカ・パーカーに似ている。
ジョニデの娘とはプライベートでも仲良しだそうで、まるでジョニデ一家と仲良し娘コンビの為に撮ったような映画。
で、無駄にナチス党員としてハーレイ・ジョエル・オスメントや女子高生がが通報する警官役でスタン・リーまで登場する。
あと、サイレントボブの相方ジェイのジェイソン・ミューズも悪徳警官役でちら出。
ケヴィン・スミスがどこに出演しているかわからんかったけど、ミニナチ軍団だったのね。ジョニデ以上にわからんよ。
多少あざとさも鼻につくけど、いくつになっても内輪受けもどきの楽しい映画が撮れて幸せだねーと言う感じです。
映画『ハロウィン』のテーマとか、STYXのBabeとか、映画『シャイニング』で引用されたベルリオーズの「幻想交響曲」第五楽章などの選曲もオタクらしいこだわり。