近年、すっかり影を潜めたディザスタームービー。ディザスタームービー好きとしては寂しい限り。
そんな中、待ってましたローランド・エメリッヒ!
世間の評価が低かろうが、馬鹿にされようが、私は好きよ、大味ド派手なエメリッヒ節!
しかも月が地球に接近なんて、ビジュアル的にも超好みで素晴らしい題材じゃないですか。
アマプラ限定配信ということで、劇場公開でないのがちと残念だけど、楽しませてもらいました。
いやー、そりゃーツッコミ所は満載でしょうが、いいんですよ。とにかく巨大な月のビジュアルとやりすぎなほどの天変地異で大混乱する様が、なんともスカッとするではありませんか。
なんだかんだやっぱり月がね、ビジュアルとして最高だったので、そんだけで満足。そんな映画でしたよ。
キャストもハル・ベリーやパトリック・ウィルソンとそれなりの俳優を持ってきているのね。パトリック・ウィルソンは時々クリス・プラットに見えるのよ。ドナルド・サザーランドもちらりとお顔だしで、作品の質をあげてくれるよねー。
ネタばれ
世のいっちゃってる人たちが唱えそうな「とんでも説」が実は真実だったという展開や、『インディペンデンスデー』のように、思わぬ人物が人類を救う突破口になるあたりのパターンは一緒。ただ、『インディペンデンスデー』ほどぐっとくる展開にはならなかったかなー。
宇宙人が人の記憶の姿を通してコンタクトするあたりや、AIのビジュアルなんかはちょっと面白かった。
ただこのあたりの展開は自分が期待してた方向性とは違うのよねー。