アマプラにあったので3作続けてみました。

心霊系の怖さじゃないので、安心して観られます。ちょっと『トリハダ』っぽい感じです。もともとドラマだったものを映画化したようですが、テレビドラマっぽいチープな作りです。

基本都市伝説的なストーリーなので、オチがすぐにわかるんですが、私は都市伝説的な話が好きなんで、オチがわかって観ていても面白いです。これくらいの適度な怖さが丁度いい感じ。

2012年の作品なんだそうですが、ガラケーが主流だったり、なんとなく懐かしい雰囲気です。

 

各話ネタバレ感想。

 

第1話 知ってはいけない友達の秘密

彼氏が浮気した、という時点で、浮気相手はこの友達だなーというのはすぐお察し。

そしてすでに殺した彼氏の死体が部屋にあるというのもお察し。

風呂場の彼氏の死体が結構グロい。

なんであんなに大量の包丁が必要なのかは謎だし、自分の留守中に彼氏の死体を発見されて逃げられる可能性もあるのに、ながなが包丁を買いに部屋を空けるというのも不思議な行動。

ありがちすぎるけど、まあまあ一話目のジャブと思えば。

 

第2話 送り○チガイ

メアドを打ち込んだ後、画面で確認とか普通しませんかねーとは思うけど、それを言うとこの話は成り立たない。

間違った相手にメールしてしまい、そいつがサイコパスだったというのはまあ怖い。

でも、なんでこのサイコパスが、彼女を風呂場で襲わずに、わざわざ出てくるまで待っていたのかはよくわからん。

いるはずもない兄が電話に代わりに出ていたというところが怖いポイントなんで、そういう野暮なことは言いっこなしなんですが。タイトルはキチガイとマチガイをかけているのね。

 

第3話 親の顔が見たい

パート1の中ではこの話が一番面白かった。面白かったというと語弊があるのだが、一番怖いと感じたし、話に一番無理がなかった。最初の子供たちも不気味だったし、友達が自分の頭に何か落としてくれと言わんばかりにベランダに出て行った時は、ああ、殺られるなーとは思ったけど、最後の両親の姿も子供の姿がそのまま大きくなったようで不気味だった。こういうことはちょっとありそうな怖さだね。

 

第4話 自分の名前を検索してみたら

自分の留守中の部屋を撮影したら誰かが勝手に部屋にあがっている姿が映っていたという都市伝説はよく聞くが、これもその亜流板。

ただ、ネットにあがっている動画が気持ち悪すぎて、この役を演じた俳優がすごいなーと思った。画面がフリーズとか最悪。自分だったら電源抜いちゃうレベルよ。


第5話 あの世からの電話

主人公がガチの霊感を持っているというのはちょっとヒトコワのコンセプトと違うかなーという感じ。

主人公がガチな霊感を持っていると思わせて、実は殺人を行っていたのは本人だったというオチだといかにもな感じだけど、そういうベタさを期待しちゃった。