無人の孤島で美女と美男のドラゴンがきゃっきゃうふふなお話。
ひたすらふたりで海岸を走るシーンに、もう、ロマンチックが止まらなくてちょっと気恥ずかしくなるくらいですよ。
すべてが美しくファンタジックでまるで少女漫画の世界じゃないですか。
いや、嫌いじゃない。嫌いじゃないんですが、なんか、こう、直球過ぎるかなーっと。
それに、うっかりするとこれってストックフォルム症候群ちゃうの?って気もしますし、ドラゴンはDVの暗喩なんじゃなんて深読みいたしますが、物語はあくまで美しいおとぎ話です。
とりあえず荒々しいドラゴンを乗りこなすってーのはいわゆるひとつの乙女の夢ですな。
(現実は乗りこなせずに痛い目にあうのでそういう男を選ぶのは止めた方が無難です)
ロシア産のエキゾチックな雰囲気もいい感じです。