チャウ・シンチーはいつもながら恋愛のキュンとなるツボを心得ている。 
ベタながらも可愛らしくて微笑ましい気持ちにさせられた。 

お話にあまり関係ないギャグをくどいほどぶっこんでくるのも嫌いじゃない。
特に最初の暗殺場面と警察署のシーンが面白かった。 

相変わらずエグいシーンは引くレベルだが、それもチャウ・シンチーらしい。 

ビジュアルはあれだが、タコ兄の男気もよかった。

ダン・チャオは時々小栗旬に似ている。 
女性陣はヒロインもライバルもどちらもべっぴんさん。 
特にヒロインは最初はそうでもないのだが、話が進むに連れてどんどんかわいくなっていく。 
いつものチャウ・シンチーファミリーも要所要所顔見せしている。
 
テーマは愚直なまでのシンプルさ。
しかし、日本のイルカ猟と思われる映像が映っていたが、食文化からなる漁と利益重視の開発目的でむやみに動物や自然を破壊するのと一緒くたにしちゃうのは引っかかるかなー。
 
 
ネタばれ
人魚のおばあさんによる無双っぷりはすごかったけど、そんな力があるならもっと早い段階で仲間を助けてやれよと言いたい。
あと、タコ兄はともかく人魚の尾ひれって復元するんだ。
タコ兄の足を料理するシーンはブラックすぎて笑えないというか、そもそもタコの足って痛覚あるのかな。