『ゾンビ・アルカトラズ』『ゾンビ・ナイト』で懲りた感はあるものの、どうせならキース・アラン脚本の日本でメディア化された3本をコンプリートしてしまえって勢いで借りてしまいました。

私は結構思い込んだら一本槍ですよ。

いやー、もう、なんか自主製作映画みたいでしたね。こんなひどい映画は久しぶりに観たなーというくらいすべてが駄目駄目。今回上半期に観た映画のワーストをあげましたが、そんなの比じゃないってくらい、いろいろ問題外な感じです。
致命的なのはCGね。はっきり言ってこういうのってメインのアリゲーターがすべての映画じゃないですか。それがもう観るに堪えないというか、ホント、洒落にもならない感じです。
いや、思い込んだら一本槍もなかなか辛いものです。

今回はキースも出演してないし、 見所無しです。


ネタばれ
化学薬品のせいで、凶暴化したワニ。よくある話です。
ワニに噛まれたり、ワニを喰ったりするとワニになります。化学薬品すげー! 完全に天才の所行!もう完全にファンタジー♪
出てくるワニ専門家は危険なワニがいっぱいいる沼地でぼけーっとしている間に喰われます。
『アラクノフォビア』もそうですが、専門家は無防備でまぬけな死に方をするのがお約束ですか。
田舎で対立する両家。その子供が恋愛関係。ちょっとロミジュリ風。急にいろいろものわかりがよくなる主人公の恋人の父親。
やたら唾を吐く登場人物たち。汚いよ。
最後だけワニになった恋人と過ごす主人公という、嫌いじゃないエンディング。
この映画で面白いのはそこだけだったな。