久しぶりに観ました。
やっぱり蜘蛛嫌いの私にはおぞぞとくる映画。
実はワタクシ自身がアラクノフォビア(蜘蛛恐怖症)なんですが、どういう訳か嫌よ嫌も好きの内なのか、気持悪いと思いつつもこう言った映画につい惹きつけられてしまう訳の分からない心理がございます。
丁度あれに似てるかも。貴志祐介『天使の囀り』。あえて自分がもっとも嫌なものに近づいてしまうって言う感じ。
昆虫パニック系としては割とゆるい展開というか、最後にわらわらっと蜘蛛が出てくるところは見せ場だけど、今観ると蜘蛛が少ないような。
いや、嫌いなくせに蜘蛛が少ないと思う自分ってどーよ?
ジョン・グッドマンは『ブルース・ブラザース2000』『10 クローバーフィールド・レーン』と続いております。
ネタばれ
しかし、ジュリアン・サンズ演じる昆虫学者。ものすごい毒性の強い蜘蛛だとわかっていながら、無防備に巣に飛び込んであんな馬鹿な死に方をするとは…。
ジョン・グッドマン演じる害虫駆除業者デルバートはキャラ立ちしていて面白いのですが、最後に蜘蛛をやっつける為に颯爽と現れるシーンがカッコイイだけに、主人公がラスボスの蜘蛛と対峙している間に、いつのまにか彼の蜘蛛退治が終わっていたのが残念です。せっかくなら彼と蜘蛛の戦いも描いて欲しかったですね。