1977年に公開された『メイク・アップ 狂気の3P』のリメイク。
思いっきり女性には手を出しづらい邦題をつけてくれたもんだ。

とりあえず、これまで観たイーライ・ロス監督作品の中では一番面白かったかな。

キアヌって面白みのない俳優と思ってたけど、これを観るとちょっと面白い人かもしれないと思えた。相変わらずここぞって所で鈍くさくて笑わせてくれる。
しかし、何故あえてこの役をやろうと思ったんだろう。

キアヌを誘惑するのがイーライ・ロスの嫁ロレンツァ・イッツォアナ・デ・アルマスのかわいこちゃんふたりとあっては気の毒だが、男には分が悪い。

男の浮気に苦しんでいる女性にとってはちょっと溜飲が下がる映画かも?
いや、さすがに気の毒過ぎる展開かなー。

ちなみにオリジナルの背後から張り扇飛ばすツッコミみたいなオチが結構好きだったなー。
リメイクのオチもくすりとくる感じで悪くなかったけどね。