な、な、懐かしい!!!
1982年公開の『処刑教室』ですよ!
(2008年のブルース・ウィリスが出演している『処刑教室』とは関係ありません)
TSUTAYA発掘良品で見つけました。
教師が生徒の腕をテーブルソーで切り落とそうとするという衝撃的なCMがテレビで流れていた時代です。
のっけからこれは実話だとか言い出すし、アメリカの高校ってこんなに荒廃してるのかと当時は暗澹としたものです。
しかし、80年代と言えば日本でも校内暴力が吹き荒れた時代でもあって、まったく対岸の火事って訳でもなかったんですけどね。
でもって中学の時はよく友達と『処刑教室ごっこ』をやってました。
生物の先生が拳銃向けながら授業する風景を再現するというもので、「男女を分ける染色体はなんだ」とか「心臓の部屋は何個ある」とか手で拳銃の形をまねて質問しながら、「Y」とか「よ、よっつ、確かよっつよ」とか生徒役の方がおどおど答えるという流れを何度も繰り返しやってたもんです。
というか、この生物の先生、ロディ・マクドウォールだったんですねー。ぴったりな配役です。
不良のリーダーの名前はステッグマン、これも忘れられません。
「ステッグマン」と言いながらステッグマン役の生徒にも「両生類とはなんだ?」とか質問して、「落第だな」「補習がある」「補習は面倒だ」とか言いながら最後はノリス先生役の人に止められて天井に拳銃をぶっぱなすというのが、『処刑教室ごっこ』のクライマックスですからね。
実に微笑ましい中学生でしたねー。
ステッグマン演じるティモシー・ヴァン・パタンは結構イケメンなんですよね。
その後のどうしてるのかなーと思ったら、実はこのヴァン・パタン一族ってものすごい芸能一族だったんですね。ティモシーも今は俳優としてではなく監督として活躍しているようです。
しかし、画像検索したらすっかりつるっぱげのおっさんになっていてショックでしたね。
ノリス先生を演じたペリー・キングもまだ俳優を続けているようですね。
今観ると、このノリス先生は不良たちに対して真っ向から対立し過ぎって言うか、結構な直情型というか、もうちょっとうまいことやって彼らを退学に追い込む事も出来たんじゃないかという気がするんですが、そこはやっぱり若い熱血教師ってことなんでしょうかね。真っ正面からぶつかりまくってあの悲劇ですよ。
奥さんもさっさと実家に帰っていればと思いますよ。
さらに、せっかく真面目にやっている生徒の晴れの舞台があんな結末ですからね。
もう、みんなトラウマですよ。
ノリスだってあんだけのことをやったらもう教師続けられないんじゃないですかね。
(というか、目撃者がいないくらいで罪に問われないとかあり得るんでしょうか。指紋とかいろいろ残っていそうな気もするんですけど)
『ファミリー・タイズ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でブレイクする前のマイケル・J・フォックスがぽっちゃりして可愛いらしいです。