観賞はこれで二度目。
どうも何度も観たいという気分になれないのだ。
これは同窓会的な映画だと思うし、それはそれで意義もある。
でも、やっぱり以下の理由でこの作品はいまいちと言わざるを得ない。
●エルウッドがジェイクをひたすら待つシーンが悲しすぎる。
(コメディなのに最初からしんみりさせ過ぎる。一晩中立ち尽くすエルウッドの姿は悲しくて悲しくて引きずっちゃうよ)
●バンドを復活させる動機が弱い。
(1作目は孤児院を救う為という目的が全編を貫いていたが、ただバンドを再結成するという目的で物語を引っ張るのはやっぱり弱すぎる)
●子供があざとい。
(まあ、いいんだけどね。ベルーシの穴を埋めるべくいろいろ頑張っているのはわかる)
●エルウッドが1作目よりも感情豊かになっちゃったかな。もっとクールでいて欲しい。
(人間的に丸くなったってことかなー)
●音楽が弱い。
(相変わらず豪華な出演者だが、1作目に比べて印象的な音楽があまりないのよねー)
●展開が1作目の劣化焼き直し。
(ベルーシの弟が出演する予定が駄目になったりとか、いろいろ苦労もあったのでしょうが)
●ファンタジーに振りすぎ。
(ある意味それがよさでもあるのかもしれないけど)
って駄目だしし過ぎかな。
でも、好きな場面もあるんですよ。
●エルウッドのカーテク健在!
●『ライダース・イン・ザ・スカイ』とクイーン・ムセットのオーディションで歌う『ファンキー・ナッソー』が良かった。
●なんだかんだ言ってやっぱり同窓会的懐かしさはある。
ということで、なんとなく最初に見た時よりはハードルが下がった今回の方が楽しめた気は致します。