いまいちと感じる新三部作の中では、このエピソード2が一番面白かったんですね。
SWファンの間ではエピソード3の評価が高いのは存じておりますし、アミダラとアナキンの恋愛模様が批判されているのも知っておりますが、でも私は新三部作の中で、唯一今回で三度目の鑑賞ですよ。
ここからネタばれ致します。
まず、エピソード1ではみんなが真面目過ぎて、ジャー・ジャー・ビンクスがひとりお笑い担当を頑張っている印象だったんですが、意外にアナキンとオビワンの掛け合いが面白くて、最初の暗殺者を追跡するシーンはかなり楽しかったですね。
あんな高いところから落下して乗り物に飛び移るのに何故打撃を受けないのかは謎ですが、そこはフォースの力とか、あの星の重力とかいろいろあるんですかね?
オビワンの「いつかおまえに殺される気がする」は皮肉が利いててよかったです。
評判の悪いアナキンとアミダラの恋愛も、少年の頃からアミダラにずっと憧れ続けているアナキンという設定自体は悪くないというかなかなかロマンティックじゃないですか。ちょっとギラギラしすぎて怖いって説もありますけどね。
オビワンの活躍っぷりも良いですね。オビワンって基本優等生で面白みに欠けるけど、ちゃんと戦っている姿は格好よいし、ジャンゴ・フェットとの対決など見所ありですよ。
ただ、ユアン・マクレガーがアレック・ギネスに比べるとちょっと小太りして見えるのが残念です。
アミダラもさすがレイアのママだねってくらい今回はお転婆ぶりを発揮していてよろしいです。
エピソード1ではきれいだけど面白みのないお姫様って感じだったけど、エピソード2のアミダラはなかなか面白いです。
しかし、アナキンは本来アミダラを護衛する任務なのに、飛行船から転落したアミダラをオビワンが放置させるのは驚きでしたね。
そして、大勢のジェダイの戦うシーンが観られるのもいいですね。
リー様とオビワン、アナキン対決も良いし、賛否両論のあるヨーダの独楽回しみたいな立ち回りもやっぱり私は楽しいです。
しかし、改めて観ると長いっすね。なんだか長すぎる気がしました。
もう少し短くてもよかったなー。