久しぶりに魚屋さんのデフォーが観たくなったんです。
というか、私にとってデフォーと言えばこの映画ってくらい、この時のインパクトは強烈でしたね。
正直初見のデフォーはなんて気持の悪い男なんだと思ったもんですが、今は味のあるいい俳優だと思います。はい。

例によってウォルター・ヒル監督らしい気恥ずかしいまでの格好よさって言うんですかね。
でも70年代に撮られた『ウォリアーズ』と違って、80年代臭がするっていうか、ロックと言ってもあまり重みのないポップさがあるんですよ。
『ウォリアーズ』は格好つけていても、なんだか渋みがあっていいんですけど、こちらはその格好つけが気恥ずかしいって言うんですかね。

でも、気恥ずかしい、気恥ずかしい、言いながら、この映画は結構繰り返し観ましたよ。
Nowhere FastTonight Is What It Means to Be Youngなど結構ダイアン・レイン演じるエレンの曲が格好良いし、アカペラグループによるCountdown To LoveI Can Dream About Youも好きなナンバーだし、ミュージカル好きとしてはこのあたりのシーンは好きですよ。

当時、駆け出しのマイケル・パレはイケメンだしね。今、何やってるのかなー。(調べたら、まだ俳優としてちゃんと活躍されているようです)
リック・モラニスもすごくいい味出てるしね。というか、エレンは本当にこのマネージャーとつきあってるのか?って最後まで信じられなかった。

しっかし、ダイアン・レインとマイケル・パレの衣装ってアルマーニだったのね。知らなかった。
エレンの衣装はモダンだなーとは思っていたけど、アルマーニっぽさがあるようなないような。

結構、テレビ放映の吹き替えで繰り返し観た口なんで、例によってその吹き替えが収録されたDVDが欲しいざますよ。言葉のニュアンスとかすごくよく出来てたんだよねー。