なんだかヘンテコすぎて面白かったという印象が残っていたので、久しぶりに再見してみました。
なんていうか、映画全体がとにかくすかしているんですよね。
やたら格好つけまくりで気恥ずかしい域です。
ジェイムズ・スペイダーも終始ナルシスティックな演技で観てるこっちはもう照れて照れてしょうがありません。
というか、この映画あたりからジェイムズ・スペイダーの美貌に衰えが出始めていて、そのあたりも残念感を覚えます。
そして、キアヌが鈍くさい大根役者という印象を決定づけた一本でもあります。
もう、彼のヘンテコダンスは一周回って最高というか、笑わせてくれます。
そしてまったく連続殺人犯という凄みのない演技には敬服します。
なんだかんだで結局ただのかまってちゃんという犯人像はなかなか面白かったですよ。
とにかくキアヌのヘンテコダンスが久しぶりに観たくなって見直したようなもんなので、記憶している以上にヘンテコで非常に満足しました。