ドイツ・アカデミー賞で6部門にノミネートらしいが、ドイツ・アカデミー賞なんてあるのね。

ちょっとアノニマスを彷彿とさせるハッカー集団CLAY。
主人公演じるトム・シリングトビー・マグワイアを彷彿とさせるので、さえない若者がアメコミヒーローに憧れる様が余計にシンクロする。

映像の見せ方、音楽の使い方、テンポなどはなかなか良かった。
ハリウッドでリメイクされるようだが、ヒロインがもう少しかわいくなるといいね。

少しネタバレ
観ていてすぐに『ファイトクラブ』とか『ユージュアル・サスペクツ』が頭にうかぶ。
多分意図的に観客をその種のオチに誘導しておいてからのもうひとひねりって感じ。
ああ、そういうひねりを入れてきたのねという感じであまり感心はしない。
まあ、主人公の主観で進む話なんて、なんでもありっちゃーなんでもありなんだけどね。