久しぶりにクロさんのクラッシュを観たのです。
公開当時映画館で観て以来ですね。
あの時は男性客ばっかりで気まずかったなーなんて思い出話はさておき。

この頃のジェームズ・スペイダーはいいですねー。久しぶりに惚れ直す気分です。
今じゃあ見る影もないですからね(涙)

この映画をずっと観なかった原因はそもそもイライアス・コティーズとジェームズ・スペイダーの絡みのシーンに衝撃を受けたからんですよね。
それまでクロさんって、ゲイを描いていても、まともに描けないというか、そういうところが好きだったんですが、ついにそこを描いたかーという衝撃が。いや、個人的にどうもそういうのが苦手って言うのがありまして。
でも今観るとたいしたことなかったですね。クロさん頑張って男同士の絡みを撮ったの図って感じです。

この映画で残念なのは、このイライアス・コティーズにいまいちカリスマ性がなくて、もっと魅力ある俳優を起用していたら、この映画の説得力は2割増しだったとは思います。

それにしても久しぶりに観ても無機質でエロさをまったく覚えない変態喜劇ですねー。
果てしない虚無感を覚える作品です。

この映画をジャンルに分けるとなんだろうと悩みますね。
ポルノ? ホラー? サスペンス? 
とりあえずバイオレンスってことにしておきましたけどね。