テレビで放映してたんで、なんとなく観ました。
実は私『モンスターズ・インク』が好きじゃないんです。
というのも業績ナンバー1のサリーが最初から最後まで屈折もなく、人のいい相棒に支えられ、何の疑問もなくトップであり続けるというのが不快だったんですよ。
太鼓持ちのマイクにあぐらをかくサリーというふたりの関係性もなんとなく不快でした。

このお話はマイクメインということもあって、マイクの頑張りや、サリーの弱さや傲慢さも描けていて(初登場はまんまジャイアン)、スターであるサリーではなくマイクという存在をきちんと評価しているあたりは『モンスターズ・インク』の時の不快感が払拭される出来となっていて、悪くなかったです。