映画『ヒッチコック』を観ると『サイコ』が観たくなるという流れにまんまとはまっての再見。
今回、しみじみ、アンソニー・パーキンスの陰影は完璧だなーなんて思って観てました。なんとなくエドワード・ホッパーの絵を思い出すカットもあったりして。
で、後で映像特典を見たら、脚本家が「ノーマン・ベイツは絵に例えるとホッパーだ」と言っていて、私がそう感じたのは偶然ではなかったんだなーと思いました。
『ヒッチコック』では、トイレのシーンを映倫に説得したのはヒッチコック自身みたいになってたけど、実際はトイレのシーンにこだわったのは脚本家で映倫を説得したのは脚本家自身だったんだと知りました。

『サイコ』の有名なシャワーシーンの曲なしバージョンを観たら、これはこれで、淡々とした感じがなんとなくリアルな怖さを醸し出していて悪くなかったです。勿論音楽があった方が派手でインパクトあるんですけどね。