リュック・ベッソン以外のジャンヌ・ダルクの伝記映画を観たかったんで予備知識なしで借りてみたんですが、これって舞台劇って言うか、オラトリオなんですね。
ミュージカルは好きだし、聖歌の類も嫌いじゃないけど、これは苦痛でした。
もう珍しくがんがん早送りしちゃいましたよ。
なんで観た内にも入らないかもしれません。

一応お馴染みのジャンヌ・ダルクのエピソードを綴ってはいるのですが、求めていたのはこういう映画ではなかったんですよね。失敗です。

ただ、これを観てふと思ったんですが、多分フランスでは、ジャンヌは本当に聖女扱いで、悲劇の乙女として扱われることが多いのでしょうね。そんなんばっかり観てるとベッソンみたいにちょっとアンチっぽいものを作りたくなるのかもしれないなーなんて思います。
ベッソンがあそこまでジャンヌを糾弾し、断罪するのはもしかして反動かなーなんて。