ポスターからもおわかりのように、竹内まりや『けんかをやめて』度さらにアップです。
若干ネタバレ気味でいきます。
いや、もう、今回のベラは「それはあかんぞ!」ってことをやりまくりです。
ジェイコブの気持ちを知っていながら、彼を翻弄しまくり。
本命エドワードの気持ちを平気で傷つけるような行為を繰り返す。
私が男だったら嫌だぜ、こんな女。
でも、嫌われないんです。益々愛されちゃうんですよ。
ホント、ものわかりのいい優しい男たちばかりですよ。
ジェイコブが手彫りの狼のブレスレットをプレゼントするんですが、それを彼氏の前で早速身につけるベラですよ。どういう神経してるんですかね…。
対抗してエドワードがプレゼントするブレスレットはお高そうなきれいなブレスレットなんですが、なんか「気持でジェイコブに負けてないか?」という感じです。
そんな感じで当て馬程度に思っていたジェイコブが、三作目にしてエドワードを抜く勢いのいい男っぷりを発揮しております。
狼の姿もラブリーで、なんだか思わずなでなでしたくなります。
狼たちに守られるというのはちょっといいシチュエーションだなーと思いますよ。
「けっ」とか「ぺっ」と言わずにはいられないシリーズですが、狼はいいですね。狼は。
今回はニューボーン、ヴォルトゥーリ族、狼族、カレン一家の戦いという盛り上がりが一応あるんですが、いつものごとくそれもメインというより恋愛を盛り上げる要素としてぬるく過ぎていきます。
カレン一家が吸血鬼になった経緯等はなかなか面白かったんですけどね。
しかし、ベラへのイライラ度はお高めです。
三作通して、「吸血鬼になりたい!」ベラと「いや、それは、賛成しかねる」というエドワードのごちゃごちゃが続くので、「とっとと吸血鬼になれや!」と短気な私は思ってしまうのです。
さて最終章『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン 』は前後編あるんですね。
もう、観るまでもない気がするんですが、どうしたものか。