実はミッションインポッシブルシリーズがそれほど好きって訳でもないのに、何故か毎作観ているのです。
もっとも、前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』がとても面白かったので、このシリーズを見直した感はあったのだけど、今回はそこまでではなかったですね。
いや、いや、ひとつひとつのアクションは迫力あって、見応えはあるんですよ。
予告で使われている飛行機のアクションだって、拷問シーンだって、オペラシーンだって、水中シーンだって、バイクシーンだって、そりゃー盛りだくさんのフルコースですよ。
でも、なんでしょうね、ちょっと最後の方は飽きて来ちゃって、長いなーと感じてしまいました。
やっぱり前作のクレムリン爆破とか、ブルジュ・ハリーファ・ビルをよじ登るとか、ビジュアル的な派手さに比べるとスケールダウンした感は否めないからですかね。
今回もサイモン・ペグやジェレミー・レナーがいい味だしてるし、アレック・ボールドウィンも美味しい役です。
レベッカ・ファーガソンも美しくて強いですしね。
ただ、ジェレミー・レナーに関してはもうちょっと活躍を期待したんですけど、割とただそこにいるだけ感はありましたけどね。サイモン・ペグも悪くないんだけど、なんかもうちょっと別の活躍が観たかった気はします。
イーサンの身体能力は並外れてはいるし、洞察力も優れていて、めっちゃ出来る男風なんだけど、いつもどこか一本抜けているというか、つめが甘い印象なのね。いつからこういう抜けたキャラになったのかしら。
イーサンは何かと言えばIMF解体の危機にさらされて、孤立奮戦に追い込まれる印象があるのは気のせいですか?
ところで、イーサン、嫁はどうした! 嫁は!
女スパイに誘惑されている場合じゃないぞ!
と、殆ど嫁は忘れ去られ、ボンドガールならぬイーサンガールみたいに毎度新しい女が登場するシリーズになるんですかね。