これはまるで、アベンジャーズ対ターミネーターみたいではないか。
特にウルトロンのビジュアルがまんまターミネーターみたいだし、その目的もスカイネットの審判の日みたいだった。
それはともかく、今回は前作のような単純明快な面白さがなくなってしまった。
アベンジャーズってエクスペンダブルズ的に祭みたいなもんだから、単純に楽しみたかったけど、今回はこの世界観に若干置いてきぼりをくらった感じ。
一応『アイアンマン3』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』と観てるけど、細かいところを覚えていないもんだからいろいろなつながりがよくわからなくなってきた。
これってまさにマーベルコミック読んでる時の感覚そのまんま。こうなるともうコアなファン向けという気がしてくる。
とりあえずOPとアイアンマンVSハルクとクライマックスは楽しめた。
でもトラウマ描写とかは退屈だった。
人間模様も無理矢理感があっていまいちのれないし。
トーマス・クレッチマンの扱いはあんまりでございますよ。彼はドイツ人だからってナチイメージの役が多くて気の毒。
ポール・ベタニー…、顔が出てきたのは嬉しいけど…、そのビジュアルはちょっと…。
ジェームズ・スペイダー、どこに出演してた?って思ったらウルトロンの声とは…。
クイックシルバーがX-MENにもアベンジャーズにも登場してちょっとしたパラレルワールド状態。個人的にはX-MENに出てきたクイックシルバーの方が好き。
クイックシルバーを演じた俳優はイケメンだけど、シルベスター・スタローンの息子?かと思ったらキックアスのアーロン・テイラー=ジョンソンじゃないか!
ホンモノの超人ヒーローを演じられてよかったね。
最後のアベンジャーズメンツが一気にしょぼくて次作への期待があがらないのもこの映画の後味に関係してるね。
今回はスタン・リーがどこに出演しているかばっちりわかったぜ♪
ネタバレ
ブラック・ウィドウとホークアイの意味深な関係が好きだったので、今回、ブラック・ウィドウとバナー博士を無理矢理くっつける感じに違和感ばりばり。
しかも、どこか影を背負った一匹狼風のホークアイが奥さんに子供が3人もいるリア充って言うのも違和感ばりばり。
やたらに「汚い言葉使い」に対してのギャグが繰り返されていたが、どっかでそういう批判でも受けたんでしょうかね。