最初の30分であまりに退屈で爆睡。
翌日トライするも、やはりあまりに退屈で爆睡。
もう、全部観るのを諦めようと思ったけど、頑張って三日目もトライ。
ってことでなんとか最後まで観られました。
これを観てふと思ったのだけど、そういえば、ハマーブロのドラキュラ映画とか、今や日本のテレビで放映されることはまったくなくなったような。
クリストファー・リーがお亡くなりになった最近だって、追悼で放映されたという話は聞かない。
私も子供の頃に観たきりだけど、この映画がそのハマーブロのドラキュラ映画のパロディって感じで、その古典的でゆるい感じがなんだかなつかしく思い出される感じ。
しかし今の時代にハマーブロのテイストはやっぱり古く感じられてしまう。
物語は貴族がすべて吸血鬼というのは暗喩としてもわかりやすく、吸血鬼役の俳優もなかなかイケメンだった。とにかく退屈な映画だったが、最後の30分くらいは結構面白く観られた。
城の感じがまんまホーンテッドマンション。段ボールで作ったような棺の安っぽさがたまらない。
ロマン・ポランスキーはこの映画で嫁のシャロン・テートといちゃいちゃな感じ。
実はまともにシャロン・テートの映画を観たのははじめてというか、彼女『ローズマリーの赤ちゃん』にも出演してたようだが記憶にない。
どっちかと言えばマンソン一家の悲劇の事件の方がインパクト強いんだけど、いやいや、実際彼女はめちゃめちゃ美しいではないか。こんな美女と結婚出来てポランスキーは幸せな男であったに違いないが、その後の悲劇があまりに重い。
私がポランスキーだったら、辛すぎて二度とこの映画を観ることは出来ないだろう。