続編で面白いのは、エリート弁護士と奔放なブリジットのほんの些細な価値観のズレが二人の関係をぎくしゃくさせるところ。
おとぎ話のめでたしめでたしの中に、結婚に伴う難しさがわずかに伺えてよかった。
その後のタイでの展開は、またもやヒュー・グラント絡みの三角関係すったもんだのパターンを繰り返すだけだし、結局最終的には「愛さえあればハッピー♪とりあえず結婚ゴールでめでたしめでたし♪」という解決で終わらせるのはいささか安易とは思うのだけど。

タイのロケでは島の眺めが素晴らしくて、タイ観光のプロモには一役買っていると思います。

ところで、2016年に『ブリジット・ジョーンズ・ベイビー』なる映画が公開予定のようですが、ほんまでっか? 
原作ではマーク・ダーシー死亡から5年後という話らしいが、いや、そういう展開はこのライトなシリーズにはあまり向かない気も…。第一マーク・ダーシーがいないんじゃこの映画の魅力は半減よねー。ヒュー・グラントも出演を断ったそうだし、何より今のレネー・ゼルウィガーにチャーミングなブリジットを演じることが出来るんでしょうか。