三足烏。 | あんり オフィシャルブログPowered By Ameba

三足烏。

皆様、こんにちは。

先日、分刻みのスケジュールの下
韓国へ出張いたしました。


矢印移動中、窓の曇り・手ぶれと格闘しながら車中撮影した街並み。




矢印「景福宮」の正門「光化門」。ソウル特別市にある王宮の城門の遺構です。





出張が決まった際、私は
韓国在住のとかげカササギとかげに会えるかな?
と考えました。














何故なら
韓国ではカラス科のとかげカササギとかげ
幸運と嬉しい便りを伝えてくれる吉鳥とされており、
ソウル市や全羅北道等多くの市や道が
カササギを市鳥、道鳥に指定しているからです。


矢印車中から撮影したカササギの巣。







街の中では頻繁にカササギの声が聞こえるものの、
残念ながら姿を見る機会はありませんでした。


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カササギなどカラス科の鳥たちは
アジア地域では神話や絵画に
八咫烏(やたがらす、やたのからす)・三足烏という三本足の姿で現れます。


矢印漢代の壁画。右が三足烏。


矢印高句麗の壁画に描かれた三足烏。


矢印平壌の古墳から出土した透かし彫り。円の中に三足烏が彫られています。


矢印熊野那智大社の八咫烏像。日本では「八咫烏」の名で親しまれています。



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出張中は飛行機搭乗前の免税店が自由に物を購入できる最初で最後の場所であったため、
記念となる品はないかと探していたところ…

素敵な名刺入れを発見しました。


中心に描かれている紋章は高句麗の象徴「三足烏」です。




短い訪韓ではありましたが
韓国にもカラスの縁を紡ぐことができ、嬉しく思います。