文字。

皆様、こんにちは。


彼はティム・ハモン。ドイツからの留学生です。

私が履修している「國際生生活會話華語」の授業では
彼とペアを組んでテストを受けたり発表をしたり...
私達はいわゆる語学パートナーです。

ティムの母国語はドイツ語。
堪能な外国語は英語。
少し扱える外国語は中国語。

私の母国語は日本語。
堪能な外国語は中国語。
少し扱える外国語は英語。

というわけで、私達は
英語と中国語のちゃんぽんでコミュニケーションをとっています。

漢字圏で生まれ育っていない人が中国語を学ぶのは
どれほど大変なことだろうか、と想像します。

ティムは中国語を学ぶとき、音のみで覚えてゆきます。
これまで漢字に触れたことの無い彼にとって漢字は絵と等しいようで、
まるでキャンパスに絵を描くかの如く漢字を書いてゆきます。

これを自分の立場に置き換えて考えてみると、
私は中国語を音のみで修得できる自信はありません。

漢字の各部分に特定の意味と、それに対応する音が存在します。
視覚情報無くして中国語の単語を覚えてゆくことは、
まさに暗中模索といったところです。

もちろんこれは漢字に限ったことではなく、
ティム達の使う文字も、歴史を辿ってゆけば
きっとその由来や意味を学べるのだと思います。。

言語を理解することは、
その国の文化を理解する一番の方法であると考えています。


※鷭(バン)