優 海 音   より道 -39ページ目
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アタックナンバー・番外

アタックナンバー 番外

♪ 苦しくたって 悲しくたって   ワン・ツー ワン・ツー  アタック ♪

♪ だけど涙が出ちゃう 女の子だもん ♪


・・    意味不明   ・・


早くも脱線 より道    どこをどうこじつけても ビーチバレーと島唄は繋がりません。 

空の青が綺麗なのと 娘が部活でバレーボールをしているので 今日の日記です。海の大好きな娘のバレー練習場所がここなら 泳いでばかりで練習にならないだろうな・・ 多分一日中海に潜ってウニ採ったり貝採ったりしてるんだろうな アタックナンバーワンのような スポコンが全然似合わない バレーボールネットです。


宇検村 タエン海岸 海に沈む夕日がとてもきれいな場所です。


はぐれ雲

はぐれ雲

♪ てぃだぬ 落てぃまぐれぃに いしゅてぃ鳴きゅり からす はれこれさとうてぃ

        加那がうぃあろうか  吾うぃあろうか 哀れ 吾うぃあろうか ♪ 

♪ 時や むぬしりに 占いばしむるてぃ きちゃとっ  はれこれさとうてぃ

        加那がうぃあらんち 吾がうぃあらんち 哀れ 吾がうぃあらんちゃんな ♪ 


・・ 夕日が沈む頃 カラス鳴き始め いろいろ心配で、愛しい人の身の上になにか起こったのだろうか?

       それとも私の身の上に 何か良からぬ事が起こるのだろうか ・・

・・ それが心配で 占い人に見てもらったら 占い人は愛しい人の身の上にも 

       貴女の身の上にも 何も悪い事は起こりませんと 言ってくれた ・・


「太陽の落てぃまぐれ」 この唄はちょっと節回しの違う唄で 新鮮な気持ちで音が録れました 一日が終わる頃に 空を見上げいろいろ考える様を唄った唄詞です。 確かに夕日は綺麗ですけれど 夕暮れ時は寂しい感じもあります。特に女性の方は、いろいろ思う事があるのでしょうね、  


当宿のベランダから見える 夕空です。 この時間帯になると 海で泳いでいる子供達は海から上がり 集落の人が浜に出て アダンの木陰に腰かけ 夕日を眺めています。 夕日が落ちると はぐれた雲も家に戻り夕食の時間です。

凛    ・  懐かしゃ愛しゃんやカサン唄

凛

♪ しわじゃ しわじゃ  糸くりしわじゃ 糸ぬ切りりば 結ばりゅむ ♪

♪ 糸や切りりば 結びやなりゅり  縁ぬ切りりば 結ばりゅむ ♪


・・ 心配だな 糸を紡ぐのは心配だ 糸が切れたら 結べるかな・? ・・

・・ 糸は切れれば 結ぶことが出来るが 人の縁が切れたら 結べるかな・? ・・


とても凛とした方でした、島唄に対してもとても厳しく、納得するまで何度も足を運んで 1年余りの録音でした。

サンシンもとても実直で優しい音でした。 六調太鼓のうねり 勢いのあるハト(指笛) 伸びやかな北大島の風景を感じてもらえたら嬉しい。


http://ameblo.jp/soundspal/theme-10005806001.html


龍郷町 秋名 琉球組みの石塀の前、日差しの強い夏の日の一枚です。 ファインダーの中で白大島を着た森山さんの 凛 とした感じがとても印象に残っています。

とけてぃ遊ぼ

とけてぃ遊ぼ

♪ なきゃとわきゃゆらてぃ  いつぃあすでぃみりゅり  あすぶときやしゅま とけてぃ遊ぼ ♪ 

♪ あすびするごとや 若さりぬ仕事 歳ぬよてからや 思たばかり ♪ 


・・ 貴方と私 今度は何時遊ぶことが出来るでしょう 今 遊ぶ時こそお互いとけて遊びましょう ・・

・・ 遊ぶことは、若い時に出来る事 年をとってからは 思うばかりで なかなか遊べない ・・


八月踊りの 二節です。 美味いこと言うね 昔の人は、 納得 なっとく 二日酔い。


このドアの向こうに奄美があります。 

家が20年だから もう25年くらいになるだろう すごいね四半世紀ということだ。 いつもありがとう御座います。

月光

月光

♪ おじょごやのお月 神ぎょらさてりゅり

  加那がじょうに立てば くもてぃたぼれ ♪


・・ 十五夜のお月様  神々しく光る

  愛しい人が 御世へ旅立つ時は、 雲に隠れてください ・・


八月踊りの一節です (じょう) の解釈がいろいろ有るようですが、親父に聞いた解釈を書きました。 月の晩に男と女掛け合いをしながら踊ります。 月光の下踊りの輪で意中の人に、恋唄をかけ愛が芽生えたと聞きます。 ♪ あの子が欲しい 花いちもんめ ♪ の世界ですね。 お年寄りいわく 「十五日月は、潮に引かれて血がさわぐんじゃがな。」   海の潮も月の引力に引かれ、満ち干きを繰り返します。私も満月を見ているとドキドキします、 20年前の私なら この月に血が引かれ インディアンダンスをしながら空に向かってほえていたでしょう。


加計呂間 古見山の峠から見た月 人工の灯がなに一つなく、

幾千幾万年と続く 神々しい 月光        by 狼男

デイゴの木の下で

蕾つたる花

♪ 親二人中に ヨイスラ  親二人中に ヨイスラ

  つぶるたる花や スラヨイ

  今日のよかる日に ヨイスラ 今日のよかる日に ヨイスラ 

   咲ちどゅ またきゅらさ  ♪ 


・・ 父 母 二親の間に蕾の花 

   今日の慶びの日に ぱっと花が咲いて  綺麗だね ・・


あまり聞かないヨイスラ節の歌詞ですが、結婚式で唄われる歌詞です。 5年位前に坪山さんの音を録った時に始めて聞いた歌詞です。 翌日編集中 唄の意味がわかり 涙が落ちました。


自転車で宇検村 平田をプラプラして、自転車を折りたたんでトランクに入れドアを閉めたら車の鍵を中に入れたまま カッチ と自動ロック  ゲッ・・ どうしよ  スペアのキーも車の中だし携帯電話も車の中だし 名瀬からも遠いし どうしたもんかと 途方にくれていたら このねーちゃんが親切にいろいろ助けてくれました。 ありがとうねーちゃん 名前も聞かなかったけれど ありがとう・・ねーちゃん 助けてもらったのにあまりに健気で可愛かったので おっちゃんはあつかましくも 写真を撮らせてくださいと勇気を出したら 快く OK  

今度改めて お礼に伺います。ねーちゃん  

紹介してもらった車屋の方も ほんと格安で親切でした。


人の優しさに触れた 平田 大きなデイゴの木の下で  蕾たる花  。


米と豆

米と豆

♪ あんまとじゅ むぬめやしんしょんな あんまとじゅ

  米とて 豆とて みしょやしゅんど あんまとじゅ ♪


・・父さん母さん 心配しないでね 私が米と豆を作って食べさせてあげるから 

  心配しないでね 父さん母さん・・


白いお米と大豆の味噌があれば暮らして行ける時代の歌詞ですね、泣ける唄です。

親のすねをかじる 昨今ですが、、渥美清の「男はつらいよ」2番の歌詞に

♪ 目方で男が売れるならこんな苦労はかけまいに ♪ とあります。  

同感です 同感です 寅さん これも泣ける歌です。


瀬戸内町の西のはずれ 西古見、古仁屋から海岸線を走り小さな峠を越えると

海が開けきれいな砂浜から 大きな岩が3つ浮かぶ東シナ海が広がります。

「若い人が居らんでね・・  寂しいが。」 とおばあちゃん  

来る途中閉校した小学校の校庭が草ボウボウでした。

すねをがじられても 若い力が集落に残るのは嬉しいことです。 


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