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島田市では現在瓦礫の焼却灰を最終処分場に捨てられないので、焼却施設に留め置いています。
それはどこにどのように保管されているか聞いてみたら、びっくりする回答が返ってきました。
「ごみピットに戻し、もう一度燃やしています。」
それってどういうことかわかりますか?
焼却炉のフィルターをくぐり抜ける放射能
拡大する管理なき被曝労働(1)
リンク先の消音器修理メーカー社長が言うように、バグフィルターで有害物質が完全には除去されないのだとしたら、無用に燃やせば燃やすほど有害物質は大気に出ると言うことだと思います。
そもそも、牧之原市や吉田町の焼却灰よりも、島田市の焼却灰の放射能濃度が低いということは、昨年の夏の国の調査結果からも分かっています。
16都県の一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果一覧
※ 平成23年8月24日までに、16都県より環境省に報告された一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度の測定結果
(この調査結果からは、岩手県と静岡県が同じ汚染レベルではないことも分かりますね)
*ついでに汚染レベルについては、この図も分かりやすいです。
放射性セシウムの都道府県別月間降下量2011年3月~6月合計の汚染マップ
話を戻します。
島田市の灰の汚染レベルが低いのは、島田市の焼却炉が溶融炉であるせいだと考えられます。
溶融炉は燃焼温度が高いので、気化して(セシウムは671度で気化します)灰に残りにくいのです。
それでも、溶融炉にはバグフィルターがついているから大丈夫というのが、環境省の説明でした。
それを明確にメーカーが否定している。
それなのに環境省はまだ安全だと言って燃やそうとする。
焼却炉のある島田市伊太地区との協定書には、焼却施設内に焼却灰の保管はしてはいけないことになっています。もう一度燃やすって、それを避けるための裏ワザみたいなものかしらと思ってしまう。
溶融処理フロー(島田市環境課HPより)
http://www.city.shimada.shizuoka.jp/mpsdata/web/4824/pf03.pdf
そんなにしてまで瓦礫を燃やしたいの?
燃やさなくても処理できる、宮脇昭さんの
「いのちを守る森の防潮堤案」
があるじゃない。
「いのちを守る森の防潮堤」を造るためには、あの大量な(既に大量ではなくなっているらしいですが)瓦礫を使っても足りないと言うこと。
瓦礫は燃やさなくても処理できる。
少なくとも、遠くに運んで余分なお金をかけるなら、「いのちの森の防潮堤」の方にしっかり予算を付けて使って欲しい。
最終処分場地区はほぼ全ての住民が反対している上に、地権者の半数以上と新たな契約を結べていないせいで、搬入路が無くなり、最終処分場自体使用できなくなっている。
そこに税金を投入して新たな搬入路を造る工事を始めるとか。
*静岡新聞より
地権者封鎖の島田市最終処分場 別の搬入口設置へ
(2012/10/18 07:41)
地権者は、いつでも市のゴミについては契約を交わす用意があると言っています。
なのになぜ、瓦礫を燃やしたいの?
本当にもう、ただ、ただ、疑問です。
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