一人会話名人 | エコノミークラス症候群体験談と老父の介護、母逝く
毎月、血栓検査のため病院に通っている

待ち合い室では毎度のこと待たされるのだが

以外と退屈しない時もある

退屈しないパターンは

『一人会話名人のおじいちゃん』との遭遇である

このおじいちゃん、病院に定期的に通院しているのは事実なのだが、どうやら毎日のように病院の待ち合い室に来ているようなのだ


その証拠に私が病院に行くと、ほぼ50%の確率で見かける
しかも診察待ちをしていないのに、待ち合い室をうろうろしている

沢山いる診察待ちの中で直ぐに見分けることができる

何故かというと、そのおじいちゃんは特技というか、なんというか常に一人会話をしているのだ

しかも、とても一人で話しているとは思えないぐらい上手い

本当に誰かと話しているように聞こえるのだ

名人の域なのである

『そうやろ、○○先生の診察を受けたら・・』

と話してから、しばらく間を置いて

『そうやねん、だから○○先生の時は、そうせなあかんねん』と

いないはずの隣の人と受け答えをするのだ


あまりにもリアルなので初めて隣に座った外来診察の方は大概、

『えっ?』っとびっくりした顔をしておじいちゃんを一瞬見る

最初は私もびっくりしたが一年も病院に通院しているとだんだん一人会話おじいちゃんに遭遇するのが楽しみにすらなっている

おじいちゃんが現れると、今日はどんな一人会話をするか聞き耳を立ててしまう

きっと私以外にも隠れファンはいると思う得意げ