北斗晶さんのブログを見て

2年前に初めて病院で癌ですと言われたことを久しぶりに思い出した。

私はその当時、歌の活動を少ししながらも整体院で整体師として働いていました。

施術中に左脇に異物を感じ、
触ると固く、
少し痛みもあり、
なんか変な感じがして
そのまま左胸に手をづらすと胸にも固いものがあった。
びくともしない固い塊だった。
なんで気が付かなかったんだろう?って思うくらい
脇にも胸にも固いやつがいる

最初は町のクリニックで検査、
エコーをしている最中にもう癌らしきものがハッキリうつっていたから
細胞診とやらをやることになり、太めの針を癌のある場所に刺し
細胞を採り生検に出すことになった。結果は1週間後

結果の日は、いつもお世話になっているピアニストのさゆこさんの家で歌のリハをしてからクリニックへ

結果は陽性 (浸潤性癌)

大きな病院で精密検査を受け、
癌の種類、大きさ、転移はないか?などみて、
これからの治療を決めていくことになりました。

病院もいくつか紹介されましたが、
今まで大きい病気にかかったことがなかったので、
癌の事など全くの素人で、回想録にも書きましたが、
どこの病院がいいかなんて全くわかりませんでした。

分からな過ぎて、癌と言われた日はショックより、

????でした。

未知の世界が急にやって来たのに、

それも自分の命にかかわることなのに

次々に決断しなきゃいけないことが押し寄せてくるんです。

分からなくても決めないといけないです


病院決めること
自分の癌の種類を聞き、治療法を決めること

乳がんにもいろんなタイプがあって
大きく分けただけでも4つの種類がある
それぞれ治療や、組み合わせが違う

ちなみに私は、リンパ節転移あり
ステージ2b~3a
進行の早さを表すKi-67が高い数値が出たため
ホルモン治療が効くタイプだが、
ゆっくり効いてくるホルモン治療はリンパ節に転移した私には不安が残るため、
術前抗がん剤をし、癌の縮小を見て、効けば温存手術の可能性を言われました。

抗がん剤の効き目は、私はいいとも悪いともいえない癌の性質

今は細胞診で抗がん剤が効くタイプの癌か
効かないタイプの癌かがわかるので効かないものに無理に抗がん剤はしないし、
こちらにも拒否する余地もある
私の知っている乳友は(乳がん友達)抗がん剤を拒否した人もいるが、
今も元気です。

今、私が言えることは、
まずは感情に流されず、自分の癌のタイプを良く聞き、治療選択していこう
結果が出たその日に治療法を決めたくなければ、自分の気持ちを伝え
家に持ち帰って、ゆっくり考えてもいい。

私は、2種類の抗がん剤を3週間おきに4回やることになり

最初の薬は全く効かず、癌もそのままの大きさ

後半にやったドセタキセルは効果でてしこりほとんどなくなる

癌は小さくなり温存手術となりました。

でもこの2回目の薬、効いたけど、、、、

副作用がかなりしんどく、、、

かなり萎えた、、、

正直もうやりたくない、、、

癌の前に、腎臓、肝臓がやられる、、

これは私の場合(みんながあてはまるわけではない)

大きさ、場所、転移ありか、なしか、でも治療が異なる

だから乳がんと言われても、まずは落ち着いて、

癌=死ではないから、まずは焦らないように

24時間テレビ、ドラマ、ニュースで癌、抗がん剤、死
涙、感動、その印象が強いけど、そうじゃない現実もたくさんある。

簡単な手術で終わる人もいれば
小さくても、場所と種類では全摘の人もいる

患者さんの方から癌が残るのが嫌だから全摘にしてほしいと言う方もいる
全摘にして再建で以前より大きくなおっぱいを作り、
癌のなっていない方の胸までついでに大きくする人もいる

お金に余裕があればそんな楽しみをみつける人もいる

無治療の人もいれば
手術だけの人もいたり
3大治療全部する人もいる
代替療法だけの人もいれば
代替療法と合わせて通常の治療をする人もいる

何にもしないで癌が消えた人もいれば
何もしないで癌が増殖して肌を突き破り、
乳房の影はなく、皮膚はボコボコ、血と膿と痛みと臭いに悩まされている人もいる

抗がん剤をして今も元気に生きている人もいる

うちの母も25年前卵巣がんで余命宣告されたが
父を打ちのめすぐらい元気に生きている

だから、何が正しいか、その治療があっていたかはその人しかはわからないし

それも、何十年経ってから、この方法が良かったって言えるような気がする

抗がん剤をやらない人もふえていくだろう

自力で治す人もどんどん増えるだろう

簡単な治療もどんどん増えるだろう

でも、癌と言われてしまった、まっただ中の人は
不安と恐怖が行ったり来たりしている

だから、正論だったとしても、不安と恐怖を押し売りするのは辞めてあげてほしい

テレビや、ネットの情報は本人や家族が誰よりも調べてるし、
見て悩んでいると思う

治療まっただ中の人は、治すためにやっているのに

治療での身体のダメージの他に、

その治療を選んだ自分を責めると言うダメージが加わる

その思考で抗がん剤の毒が、もっと猛毒になってしまうような気がする

もし、友達や、身内や、近くの人が癌になったら

恐怖や不安や正論より

笑いや、あたたかな心を与えてあげてほしい

痛いところをそっとさする手をあげてほしい

強い人は強くいきればいい

治療もせずに自力で治せばいい

あなたはそうすればいいけど、

そうはいかない人は、そういかない人なりに考えて見つけていけばいい

アドバイスもその人の立場になってアドバイスや情報を渡そう。

選ぶのは本人で、

その人生を濃く、楽しく、心地よく過ごせれば

失敗も成功もないように思う

その人にはその人の成長するタイミングが合って、
その機会をそぐようなことは、大きなお世話だと言うことを知りました。

それは人に言われても結局は自分で見つけないと、
気づかないと、本当の力にはならない

気づかないふりをして、遠ざけても、
必ずその課題はまたやってくる、だから辛くても経験し、そこから学ばないといけない

病気だけじゃなくて、何でもそうだけど


悪い方を見れば悪いところだけ見えてくる

良い方を見れば良いところが見えてくる

世の中は自分が見たいようにしか見せてくれないような気がします。